5月3日の日報 GW映画評

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

今日は5月3日、憲法記念日であり祝日です。
昨日2日と、今週金曜日(6日)は代休をいただいて、夢の10連休を取得、まさしく黄金週間のはずでした。
が、上述代休をとることによって仕事が溢れ出る事態となり、今日、休日出勤と相成ったわけです。
『代休をとるために休日出勤』という、アリストテレスもびっくり、もはや哲学の分野にまで足を踏み込みつつある昨今の忙しさですが、仕方なしに稼働した本日(5/3)の日報を提出いたします……。

とはいえ、仕事の愚痴を書いてもしかたがありませんので、このGW前半で観た映画2本のご紹介。

1.
キャプテンアメリカシビルウォー


先日の『スーパーマンvsバットマン』と被っちゃってんな〜、と思いながら観てみたらば、予想を上回ったおもしろさでございました。

まず「大いなる誤解の末に第3の敵が出現、お互いゴメンしたらよっしゃ協力して立ち向かうぞ〜!」的な超ありがち展開だった『スーパーvsコウモリ』に対し、シビルウォーは最後の最後まで「オマエもう絶交だかんな!」と仲間割れで貫いたのは英断としか言いようがありません。拍手。

あとは、空港を舞台にしたアイアンマン軍団vsキャップ軍団の戦闘シーン。これが非常にワクワクバトルでしたから、私も席でひたすらモジモジしておりました。今年イチの興奮じゃなかろうか。
ヴィジョンの出番がやたら少ないのが気になったものの、お腹いっぱいのヒーローアクションでございました。
(アヴェンジャーズ作品としてソー&ハルクも出てたら、一体どうなってたんだろう!)
なんといっても、新スパイダーマンの登場……に留まらず、アントマン、おまえもか。小さ過ぎて忘れられたかと思われたアントマンをしっかり召集したところに拍手。です。

スパイダーマンも、私はトビー版、アンドリュー版に比べて今回のトム版がいちばんしっくり来ております。青臭いのと、よく喋る部分、これぞスパイディー。
なにより「メイおばさんが若い!」……この設定にはクラクラきました。
次回、単体作品が楽しみでしょうがない。

ストーリーが続きものですから、近年のMARVEL作品を観まくっていないと全く流れがわからないのが欠点かもしれません。
……が、そこに敢えて初心者のカノジョを連れてって「なにがなんだかわからなーい☆」となってるところに、「コレコレはアレアレで」とバッチリ説明してあげてくださいね。絶対ホレると思います。
そういう意味でも、このGWにデートで行っておくべき映画だと思います!


2.
『獣は月夜に夢をみる』

ノルウェーの映画で、ストーリーはずばり「狼人間」モノです。
単なるホラーというより、狼に変身してしまう主人公マリーの悲しみに焦点をあてた人間ドラマです。ちょっと怖いですけど。

舞台となる北欧の寒村が雰囲気バッチリで、美しいけどどこか不気味な背景描写だけでもドキドキします。
……が、終わり方がちょっと……。悪くないけど「え、そこで終わり?」って、単館作品によくある『あとは観客に考えさせる』系ですらもない、超アッサリな終わり方が……。

……なので、ちょいと微妙な終わり方ではありますが、シネコン作品にはないムードを楽しみたい方に、GW中盤のぽっかり空いた時間にパッと見てみてはいかがでしょうか。


そんなこんなで私もGWを引き続き楽しみたいと思います。
もう1日くらい出勤しないといけないのですが……。

それでは来週もよろしくお願いいたします。