10月15日(木) 技術革新

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

夜にとあるデザインソフトの講習会的セミナーに参加し、普段から使い慣れていたはずのソフトが、昨今のバージョンアップを繰り返すうちにさまざまな新機能・便利機能を実装していたことを知り、「へ〜」だの「ほ〜」だの驚きっぱなしでメモもなにもとり忘れておりました。

例えばWEBサイトひとつを作ろうとなっても、アプローチの仕方もいろいろあれば、どのツールで作るか選択肢もいくつかあります。
その時々で最適な手段というのがあり、業界内でも「やっぱソレっしょ」といった暗黙知があるのが常です。
しかし、ここ最近はそのツールも数年スパンで主役交代が起きることもしょっちゅうで、過渡期に入ると我々製作陣は「お、こっちの新しいやつの方がイケてるの? いや、やっぱ慣れてるツールの方がいいかな〜」などと、あっちorこっちで迷ってしまう。

やがて新ツールに慣れて、新技術の恩恵(効率化)にあやかれる日々が訪れても、翌年にはまた新しいのが現れて……とか、
新ツールの情報が入った=しかも効率があがるらしい! と真っ先にフォローアップして使い方を学んでも、結局業界で浸透しないと互換性がないせいで新ツールの出番がない=自然消滅……というケースも。

インターネッツに関わる事業なんかとりわけ「日々勉強です!」と勤勉な姿勢であることが善とされてはいますが、あるラインを超えるとツールに振り回されるだけに感じることも多々……。

楽しいんですけどね、新しい技術を学ぶことって。
でも仮にそれで本業(作業)のリソースが圧迫されたりすることを、延々とリピートしている人生って、仕事に打ち込めてもいないようなむにゃむにゃ。
早い話が、ここ数ヶ月でせっかくSketchを使えるようになってきたのに、PhotoshopAdobe)がSketch潰す勢いで新機能/新ツール出してきてて、おおい俺の努力どないしてくれんねん! と貧乏ゆすりハンパなかったということです。
「ちがう、私の知ってるPhotoshopはこんなんじゃない!」
時代は容赦ない。

それでは明日もよろしくお願いいたします。

レイヤーの概念が変わらない限り、レイアウトデザインには向いてないと思うんだけどな〜PSって……。
あと、Museってどうなったの……