9月7日の日報 スポ根ももはやガラパゴスなのか

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

最近はタイミングが合えば、女子バレーボール・ワールドカップをTV観戦していたのでした。

今までバレーにそこまで興味がなかったのですが、何故かこのタイミングで「日本ガンバレ!!」と騒ぎ始めた妻につられて観ていると、確かにおもしろい。
単調にみえて様々な戦術の駆け引きがあることに、やっとこさ気づいた次第です。
(ここ数年で大きなルール変更があって?から面白くなった、みたいな話も聞きましたが)

ところで、
「女子バレーボール選手はみんなショートカット」
なのです。日本女子は。

街で見かける中高生の部活帰り女子なんかも、バレーかバスケのどっちか、と一目でわかるくらい、皆ショートカット(文字通りボーイッシュな短さ)で全国統一されております。

それがあまりに馴染んでいるので、これまで気になったことはありませんでした。
むしろスポーツで汗かいたりする時に短い方がラクなどの機能性を重視して、「オンナの命」とまで言われる髪を捨てるくらい、彼女たちはスポーツに真剣なのだな!
と感心していたわけですが、
ここにきて世界の女子バレー選手を見ていると、皆さんほぼほぼ長髪でしたね。

はじめは「ロシアの選手はみんなべっぴんさんだな〜、日本女子はみんな男の子みたな髪型だもんな〜」と普通に見ていたら「あれ?」となり、よく見るとロシアはじめ海外選手はみんなロン毛なのです。
「西欧では長髪も認められているのか〜」
と勝手に考えていると、なんと中国の選手も長い。韓国は半々ですかね。
アジア特有かと思っていたら、どうやら日本だけらしい。

日本においてもリベロの小っちゃい選手が後ろで束ねていましたが、ほとんどの選手が短く、日本代表に限った話ではなく学生〜プロまでああも短くそろっているのは、いわゆる「指導」によるものなのでしょうか。
それもてっきり機能性重視だと思っていたのが、じつは日本だけの話だったとなると、別に長髪でもプレーに支障はないと思われる。
(何人の選手は、しょっちゅう横の髪を耳にかける仕草をしていて、かえって邪魔そうに見えましたが……)
そうなると逆に「なんでショートじゃなきゃいけないのか?」という疑問がむくむくと頭をもたげます。

なにか隠れたストーリーがあるのかもしれません、単に慣習なのかもしれませんけども、こうなってくると「日本女子バレーといえば!」な代名詞になってもおもしろそうです。
「トーヨーノ、マジョ!」

どうでもいい部分がむっちゃ気になってしまったとはいえ、女子バレー、まだリオへのチャンスは残っているので、是非がんばってほしいです。注目しております。

それでは明日もよろしくお願いいたします。