7月8日の日報

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

糸井さんがほぼ日で

「とても大きな得をしたいというわけではなく、
なんだかちょっとでも損をしたくない」
と、これが世の中のムードなんじゃないだろうか。

と書いていて、共感を覚えたのでした。

糸井氏の意味してるのとちょっとズレてるかもしれませんが、
「リスク」ってのが地味にバズワードというか、猫も杓子もリスクに敏感ですよね。
以前はビジネス用語だと思ってましたが、気付けばみんな使っていて、たしかに便利な言葉ですものね。
リスクを常に念頭に置いて考える……と書けば、まるで仕事デキるイケてるヤバい人に思えて来ます。

実際リスク考えてる人のほうが信頼に足りますが、
やはり人間怖いものは怖いので、
「リスクあるけどどうする?」
となったら
「やめとく」
を選んじゃいますね。

私も石橋を叩きに叩いて、壊れないことを確認したならば「よし、これは大丈夫」と確認書にハンコを押し、そのまま川沿いに隣の橋を叩きに移動するので、永遠に川の向こうへ渡ることのできないくらいリスクマネージメントに長けた信頼に足る人間です。
が、
リスクリスク言うのも規模によりけりで、糸井氏いうところの「ちょっとでも損をしたくない」姿勢でリスクを雄弁に語っていては、その人も、引いてはその人に関わる人々の人生にもバッファ(ビジネスマン風に)がうまれないんでしょう。

なんでもかんでも
「死にゃあしねぇよてやんでぇバーロー」
と手の平で鼻水ふくくらいの『粋』な人がそばにいてくれると、人生が豊かになりそうですし、たまにはそういう男になりたいものです。
しかし総じてそういう人が格下の烙印を押されがちな社会でもあります。

それでは明日もよろしくお願いいたします。

everybody goes-

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