7月3日の日報 逆に

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

私の趣味に、人の話し方・仕草をマネして揶揄するという最高に根の暗いものがあります。
根は最高に暗いですが、これを読んでいる貴方がたも、どうせ酒の席などで誰かをマネしてケラケラ笑っているに決まっている。
人の口癖、手癖というのは、自分ではまったくの無意識なのに、傍から見ていると愉快に映るものなのです。

……とか言っているうちに、今日ついに私の口癖をマネされてしまった。同僚に。
人生初。
追うばかりと思っていたら、追われる身になってしまった。

「逆にぃ」って言うらしいです。
話の冒頭に。
「なんかぁ、逆にぃ」

世の中を達観できている風でいて、しかし実は自分の物差しでしか物事を測れていない極めて視野の狭いクソガキみたいじゃないですか。
そんな底の浅い言葉を連発していただなんて、逆に今の今まで気付かなかったわ。嗚呼はずかしい。

「おのれ、人の無意識を小馬鹿にするとは卑劣の極みであるぞ」
逆に自分のことを棚にあげる早さだけは自信がある私は、にやついている同僚を恨めしく睨むのでありました。

逆にみなさんも、お気を付けください。
あなたの無意識は、注目の的になっていますぞ。

逆に明日もよろしくお願いいたします。