6月30日の日報 やんちゃFOREVER

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

日も変わって早朝5時にタクシーに乗ったのですが、運転手席シートの背面、後ろに座る客に見せるための小さいTVモニターがありますが、
そういう時間帯=客が成年男性ばかりだからか、中年男性向け広告がひたすら流れておりました。

薄毛治療だったり、高級バッグのCMだったり、なぜかEXILEのニューアルバム(といっても数ヶ月前に発売されたやつ)の広告だったり。

そんな中で、『MADURO』という雑誌の広告があったのですが、なかなかスゴかったです。

なんてったって「やんちゃなジジイ」ですからね。
数年前に「ちょい悪オヤジ」マーケティングの対象だった中年男性も齢をとり、いまやジジイになった。
ジジイになったらちょい悪を卒業しなければならないのか?
否、悪に磨きをかけて『やんちゃ』に成るべし!

なかなか壮大なテーマであります。
『やんちゃ入れ歯特集』とか『居間でできるやんちゃストレッチ』、『やんちゃジジイの渋テク散歩コース』みたいな感じでしょうか。

どことなく『モテ』を意識したカッコつけの指南書であれば、それはジジイになってもナオンにモーテーしたいのが男の性である、と。
しかし、高齢者=老い先見えてる人生のクロージングステージにやんちゃをキメることで、ギャールー助手席にのせてギロッポンの夜をツンベーで流す……一体その先になにが待ち受けるのか!?
「それは、自然死!」


『やんちゃに生きた証の集大成、「やんちゃ葬儀」で差をつけろ!』
みたいな特集もよさそうですね。

もちろん、やんちゃな男はいくつになってもカッコいいものです。
それが例えジジイであっても、自分磨きを忘れた男に待っているのはそれ即ち死!(自然ではない死!)
タクシーで広告を見ながら、
「一朝一夕で極めれるほど甘い道ではない、やんちゃ道!」
三十路中盤に差し掛かる私も、今から意識を高めないといけないようです。

それでは明日もよろしくお願いいたします。


まぁ雑誌レオンと同じで、『モデルみんな外人だからキマってるわけで、これを日本人が真似しても痛々しいだけ』というお決まりのパターンではありますが……。