5月15日の日報

お疲れさまです。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

【ここまでのあらすじ】
後輩の結婚式で乾杯の挨拶をとることになった私。出番は明日に迫っているマジバビ


……ところがどっこい。
神様というのはいるもので、さっき風呂で頭を洗っている時に、
「ふあぁ〜〜あ」
と、素敵なアイデアが浮かんだのでした。
まさに奇跡。キラッキラ。

1分は過ぎるかもですが、長過ぎず、しかしメッセージ性は強く、なによりも乾杯という行為への導入がスムーズ極まりない。
「……こんな素晴らしい乾杯の音頭が、未だかつてあっただろうか」
私はほくそ笑みます。

イデアが決まったならばと、さっきまで洗面所で鏡の中の己と対峙しながら、ひたすら明日のシュミレーションを繰り返しておりました。
「スティーヴ・ジョブスの名プレゼンも、こうした地道な練習の賜物に決まっている!」
狭い洗面所をうろうろしながら、両手をふらふら動かしながら、自分に言い聞かすように喋り歩きをする姿……それはまさしく故スティーヴ。

途中、自分で考えた台詞に自分で泣きそうになり練習中断すること数回。
それくらいエモい乾杯の音頭がここに完成。
「こりゃあ会場、いきなりクライマックスだぁ」

たっぷりイメトレしましたし、あとは明日を迎えるだけです!

まるで自分の結婚式の時ばりに忙しい……
それでは皆様はゆったり週末をお楽しみ下さい。