3月24日の日報 ブルックの面影
お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。
最近、ほんとに道行くギャルの眉毛の太さをチェックするという、極めて変態的な癖がついてしまいました。
自分でも「ホントになんだろこれ」とわけわからんのですが、しかし、イマドキなメイク=太い眉の女子を見かけると
「ほー!」
と感嘆の声が出てくるのを押し殺します。
「太いね!(イイネ!の感じで)」
先週末に映画『イミテーション・ゲーム』を観たと書きましたが、あれは第2次世界大戦中の1940〜50年代頃が舞台でして、作品を見ていると
「あ、眉毛太い!」
などと、美人ヒロインの眉に注目してました。変態ですね私。
そういえば、ヒロインは口紅も真っ赤だな〜最近の流行りだな〜……と思ったらば、
「はて」
今の太眉&赤い口紅メイクは90年代のリバイバルかと思ってましたが、よくよく考えるとメンズの髪型とか、1900年代半ばのスタイルですね。
そうか、勘違いしていた。
我々は古来より基本的に眉毛が太かったのだ。
つんく並に細い眉毛、あのブームが人類史上では「異常」だったのかもしれません。
そう考えると、私たちはじつに稀なムーブメントを体験できた世代と言えますね。
「なんか、得した気分になってきたぞ」
そんなことを夕方に考えて、ちょっぴりウッキウキでした。
なんという1日だ。
それでは明日もよろしくお願いいたします。
- 作者: ブルックシールズ,道下匡子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1986/03
- メディア: 文庫
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私の中では、イマドキメイクの女子が全員ブルック・シールズに思えてしょうがない。
でも、若い世代はきっと彼女を知らないかな?