2月25日の日報 UCHIKIRI

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

好きな作家が数年前から連載している漫画。
その最新の単行本が発売されたので本屋へ出向き、実際に手にとってみると、表紙に巻かれた帯に衝撃の一言が。
「堂々完結」

「え、終わっちゃうの!?」
というのも、
この漫画のストーリーがじつにモヤモヤする内容であり、一体どこへ向かっているのか、いまいち分かりづらい作品だったわけで、
「どこかで伏線を回収するのかな〜、それとも書いてる作者自身もわかってなかったりして……いや、でも、ちょっとずつ登場人物も増えたり新展開があったりで、逆にこれは長期化する予感!?」
などと、あれこれ思案巡らせていた矢先の完結宣言だったからです。

現に、単行本を読んでみると、まぁ見事に『途中感』のあるところで終わっておりました。
「これが……打ち切り!!」

私が今まで購入するに至った漫画において、
唐突に終了する、いわゆる打ち切りというものは皆無でした。
「どうだ、私の慧眼にかかった漫画は全て立派に完結しているぞ!」
ちょっとした自慢にすら思っていたのですが、とうとう打ち切りをこの目にすることとなった次第。

好きな作家さんですし、絵も好きでしたから(最終巻は今までに比べてちょっと絵が雑な気が……)、もう数巻は続けて、せめて物語の濃度をMAXにするところまで描いてほしかったです。

打ち切り、これが漫画界における弱肉強食の世界……
めっちゃモヤモヤするやん!

それでは明日もよろしくお願いいたします。


これ読んでる当時は「打ち切り? そんなん都市伝説っしょwww」と思ってただけに……