2月20日の日報 COOLの条件

お疲れ様です。伊藤です。
金曜日の日報を書くのをもっこり忘れておりました。

先日、はっぴぃえんどを買ったと書きましたが、その流れで昭和の曲をゆっくり掘り始めています。
そして漂流の果てに辿り着いたのが、ラッツ&スターでして、これがはまり込んでしまいまして、AmazonでCDを狂ったように買い集めています。

ドゥーワップの何がかっこいいって、あのコーラス隊のダンスですね。
「洒落てる」というのがピッタリで、ああいうダンスだけのショウケース一本作ってみたいくらいです。
(ビシっとキメた髪型&スーツもCOOLです)

なにより、改めて歌詞に注意してみると、
カッコつけつつもどこか不器用なメンズの繊細ハートが渚の香りプンプン系で、それがカッコいいわけです。
昨今のモテたいメンズは全員ラッツ聴いてお手本にしろ! と言っても過言ではない。

昭和ソングを聴いててひとつ興味をもったのは、
彼らに限ったことではなく、『昭和の歌詞』における「恋愛観」「貞操観念」です。
男は女子を「おまえ」呼ばわりすることが多いですが、これっていつの間にか無くなった風習ですね。
また、女の子は遠回りに「はやく処女を捨てたい」的な、セックスに対してわりとオープンなフレーズを歌うことが多かったりで、アメリカンな文化が定着した世代による、尖った表現が光った時代に思えます。
これについては、誰か研究してる人がいないかな〜。若者の文化の推移に密接に連動してそうです。


そんなこんなで、朝はラッツをBGMに、鏡の前でポマードで櫛を通す生き様に憧れを馳せながら、彼らの曲を聴きまくっています。
夏にピッタリでしょうね、早く暖かくならないかしらん。

それでは来週もよろしくお願いいたします。

Mr.ブラック

Mr.ブラック

それにしても不思議なもので、
「もともとCDでしか世に出ていなかった時代の音源」って、無意識にCDとして買いたくなりますね。
アイチュンでも売ってるのですが、なんででしょう。