2月4日の日報　匂い対決

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

今日はお客さんのところへ直行だったので、たまの電車通勤でした。
8時半過ぎなので、まだそこそこ混んでいるのですが、朝家を出る時に妻に
「ポマード臭いよ」
と言われてしまいました。

そういえば私は新しい髪型をポマードでバシーッとキメていたのでした。
ポマードの匂い……私はマイルドで好きなのですが、確かに「いわゆるオジサンの匂い」ですから、人の好き嫌いはあるやもしれぬ。

そのポマード臭を漂わせながら満員電車に乗ったらば、ひょっとしたら周囲を不快にさせるかしらん。

とはいえ、もうバシーッとキメてしまった後でしたので、しかたなく、おずおずと、満員電車に乗り来んだのでした。

すると、そんなポマード臭ぷんぷんな私が思わずツーン！と仰け反ってしまうほど、その車内には香水？なんだかわかりませんが、強烈な「いい香り」が充満していたのです。

いい香りなのですが、そりゃ適度に香った時のはなしで、ここまで濃いと本当に鼻孔にツーンとキます。

「だ、誰じゃい、こんなにツーンしとる女子は！」
と周りを見渡すと、しかし女子は全くおらず、全員メンズ。
「メンズがこんなローズ系の香りをツーンと放つとは、ポマードぷんぷんの俺も俺だが、お前もなかなかやりよるな」

どこのどなたか存じませぬが、しかし彼のおかげで私のポマードぷんぷんを緩和できたので、私も肩身の狭い思いをしないで済んだのでした。

……まぁ、なにも匂いを発していない他の人からしたら
「うわ、なんか今度はポマードが乗ってきた！」
「バラの香りとポマードのコラボはじまった！」
「朝から夜っぽい！」
さらに仰け反ったかもしれませんね。

ウフフ
それでは明日もよろしくお願いいたします。

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私は、ほんとにいい匂いだと思うんですけどね…