1月26日の日報 Vのみぞ知る

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

スタンディングデスク10日目。
気付いたら座っていた。

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私がよく行く駅前の本屋さんでは、
若い男女アルバイトが数名働いていて、
その中にひとり、
「きっとV系バンドをやっているであろうお兄ちゃん」がいます。
髪型がV系っぽいから、という理由だけで勝手に思い込んでいますが、バンドをやってなかったとしても、きっとお兄系ファッションが好きなのでしょう。

昨日私が本屋に入ると、
「いらっしゃあせ〜」
と男性の声が聴こえましたが、気にせず中の方へ。
一旦、男性誌コーナーに足を止めて、並んだ表紙を眺めながら
「なにか良さげな雑誌はないかなぁあああああ〜〜

って私の隣にV系のお兄さんが。

私の真横で、V系のお兄さんが、雑誌を立ち読みしているではありませんか。
お兄系ファッション誌を。

「どぅわ」
思わず小声が漏れましたが、よくよくレジの方を見ると誰もいない。
V系のお兄さん……この際なのでお兄Vと呼びましょう、お兄V、仕事中に思いっきり立ち読みしちょる。
お兄系ファッション誌を。

私にとっては、仕事中に立ち読みに耽るその行為に腹が立つわけではなく、
むしろ『お兄系お兄系の雑誌を読んでいる』その現場に出くわしたことが、
当たり前っちゃあ当たり前なのに、えらいショックでした。

なんだかこう、
人の努力を私のせいでフイにしてしまったような、
妙な背徳感が。

それでは明日もよろしくお願いいたします。

HOST KNUCKLE Vol.12 (GLIDE MEDEIA MOOK 64)

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