8月19日の日報 ござるござるでござるざる

お疲れ様です。伊藤です。

じつは水曜日から夏期休暇に入っており、水木金と優雅な平日を軽やかに舞っております。
伊藤日報は仕事した日のみの更新なので、その間の更新はお休みさせていただいてます。

しかし、
火曜日の日報を提出せずに今日までいけしゃあしゃあと過ごしておりました、失礼いたしました。
ズルですが今日のことを報告しますと、映画『るろうに剣心 京都大火編』を観てきました。

これが!
おんもしろいの!

正直、邦画にはいつもガッカリさせられているのと、加えて「アニメ原作を実写化」シリーズで過去におもしろかった試しが無いので、『るろうに〜』も本当は観る気はなかったのです。
ところが、SNS上で友人知人が口を揃えて「おもしろかった」と言っているものですから、興味本位で観てみたところ、「むむむ!」とアッという間に2時間半を見終えてしまいました。

一番印象的なのが、
「役者が旨い」
でした。
微妙なキャラデザインや都合の良過ぎる台本も、役者の演技の素晴しさでカバーアップできる良例です。

とりわけ、宗次郎を演じたメンズ、神木隆之介君が素晴しかったです。
あとから妻に聞いたら、有名な役者だと教えてもらったのですが、ドラマとか全く観ないせいで最近の役者事情に疎い私は今作で初見でした。
いや、観終わってからも余韻が残る役者さんというのは久しぶりで、ゾワゾワします。
彼だけでももう一度観たいからもう一回映画館行こうか、ってくらいです。

……おお、でも9月に後編が公開されるんですね!(ステマ
神木君にもう一度会えるんだぁ恍惚〜

これだけ味のある役者(しかも、最後の最後にアノ男を投入してくるのは驚いたしアガりました。予備知識ゼロで観たのが逆に良かったです)を揃えたキャスティングに、真に妙があるといえますね。

映画に限らず、役者が関与する作品づくりにおいてキャスティングって本当に大事だと常々思うので、それが見事にハマっている作品は手放しで賞賛できます。

逆に「ちょっとなぁ」と思ったのがキャラデザインでしょうか。
原作を忠実に再現する必要が、果たしてあるのか。
ニクい演出、みたいなのを随所にちりばめて欲しかったのはあります。
志々雄真実の包帯も、顔まわりはちゃんと巻いてほしかった。(バットマンのマスクみたいにスーツになっているので)

しかし、面白かったことに間違いはない。
鑑賞しながら
「この作品をクールジャパンとして海外に出すべきだ!」
と思えるほどでした。
先日のトランスフォーマーが微妙だったのも、これで良い口直しになりました。
オススメです!

それでは引き続き、世の中が慌ただしく働く平日を睥睨する夏期休暇を楽しませていただきます。
来週もよろしくお願いいたします。


同じ『実写化』といえばコレが話題ですが、予告編の時点でここまでつまらなそうなのも、そうそう無いですね……