8月15日の日報 みんなの靖国

お疲れ様です。伊藤です。
遅くなりましたが8/15の日報を提出いたします。

夕方に仕事を抜けて、靖国神社へお参りにいってきました。
私の祖父はここに祀られているので、
「お母ちゃん共々元気でござるにんにん」
と挨拶をしに。

じっとり暑いなかに涼しい風がさ〜っと吹いていて、
とっても穏やかな時間でした。
69年前も同じような美しい夕暮れを、日本は迎えていたのでしょうか。

毎年この日にここへ来る度に「お〜」と思うのは、
参拝に来ている人たちの種類の多さ。
多くはサラリーマンのおじさま達、あと家族連れや高齢の方々なのですが、そこに混じって若者もいっぱいいる。
私と同世代=30代とおぼしき兄ちゃん姉ちゃんだけではなく、金髪のおにいちゃんやタトゥーバリバリのロックな兄貴、そして金髪ミニスカのギャルなんかが参拝列に加わっている。

戦死者に親族がいらっしゃるのか、はたまた単なる興味なのか。
どんな理由があるにせよ、まさしく老若男女な日本人がぞろぞろと境内への道を進む光景は、現代の日本人の一旦を表す象徴として、とても感慨深いです。

19年前=50回忌の時も、メディアが「風化する戦争」とか「戦争が忘れられていく」みたいな危機感を煽っていたのをよく覚えていますが、
聞くところによると参拝者数は増えているそうで、ホントに忘れられているのかな? と勘ぐるくらいです。
(数は増えても質は変わっているかもしれません)

政争の材料としてあれこれの諸問題に結びつけれることが多いとはいえ、
こうして年に1回、一億総エモいDAYをもつことは、日本人にとって必要なことだと思います。

私も今日、神社を訪れて「なにが幸せか」について考えるいい機会をもらえました。
お盆ですし、祖父にはゆっくりして欲しい夏です。

それでは来週もよろしくお願いいたします。