6月7日の日報 Especia!
お疲れ様です。伊藤です。
本日は仕事していたので、ルールとして日報を提出いたします。
私はひねくれた性格なので、アーティストやグルメなど、本当の本当に気に入った事は「誰にも教えたくない」と隠す癖があります。
そんでもって、去年の夏にその存在を知ってから、久しぶりに
「これは自分だけの秘密にしておきたい!」
と思い、周囲に(SNSでも)いっさい紹介せず密かに動向をチェックしていたアイドルグループがあったのです。
それは『Especia』といいます。
しかしまぁ次第に音楽系サイトなどで紹介される機会も多くなって来て、先月1stアルバムをリリースしたこともあってだいぶ注目されるようになってきたので、もうこそこそ隠すのもやめて、最近は周りにどんどんオススメしています。
Especiaのなにがそんなに良いのかといえば、曲を聴いていただければお分かりいただけるかと。
"くるかな"
……80s、ディスコ、AOR、山下達郎、夏、夏、夏。
とにかく楽曲のセンスが素敵。
「アイドルの曲ってさぁ」
と批判する連中をグヌヌといわせるクオリティなのです。
(本人たちの歌唱力はまだまだですが、そこはあくまでアイドルってことで)
(PVが狂気を感じるまでにシュールなのも、またユニークでおもしろい)
"No1 Sweeper"
楽曲、PV、衣装など全てが『ちょっと古くてダサめのシューレリズムを、敢えて現代に蘇らせる』というテーマで統一されており、これぞコンセプトの勝利。
ロボットテクノハウスだったり、キラキラポップスだったり、ガールズロックだったり、ハツラツヘヴィメタルだったり。
多様化するアイドルの音楽事情において、しかしこのスタイルはFRESH過ぎる。はじめて聴いたときの衝撃たるや筆舌に尽くし難い!
あまり詳しくはないのですが、
こういう風にアイドル性より音楽の内容を評価される/する派閥を『楽曲派』と呼ぶそうです。だとすればEspeciaはまさにその類なのではないでしょうか。
実際にこれまでにDJで何回か、ディスコセットの中にしれっと混ぜてみたことがあるのですが、フロアが特別に反応しなかった=違和感なかったわけで、それがカッコ良さを物語っています。
"海辺のサティ(Vexation Edit)"
↑
個人的に一番好きな曲。
で、
そのEspeciaのLIVEを、今日の仕事を夕方に切り上げて観てきました。
大阪のアイドルなのでなかなか東京での機会はなく、はじめての参戦。
踊りや歌い方はアイドルでも、楽曲の心地よさと相まって、さながら「めっちゃいい音のかかるクラブで横に揺れてる」気分になれました。心地よかった。
でも、曲の雰囲気的にファンがヲタ芸をしづらそうだった……。ウサホイ騒ぐタイプでは無いですからね。
それにまだまだ新人レベルなので、ミックスなども開発・浸透していなかったです。でも、そういうアイドルがいてもいいのではなかろうか。
そしてLIVE後は握手会にも参加。
今までアイドルLIVEでの握手会は敬遠してました。なにか買わなきゃいけないし、その買うのだったり握手自体がすごく混んでいるので。
でも今日は無料且つパパッと気軽に握手できるということで、私もついにアイドル握手デビューを果たしたのです。
感想としては
「やわらかい」
でした。
同じ会場にいた友人たちも皆一様に「や、やわらかい……」と、女子の手のぬくもりに驚いていました。
「強く握ったら壊れてしまいそうで、ふわふわっとしか握手できなかった!」
そんな感じで、未だにLIVEの余韻に浸っております。
夏に聴いてなんぼのEspeciaサウンド、これからの季節にピッタリなので、みなさんも是非チェックしてみてください。
たかがアイドル、されどアイドルなのです……!
それでは明日もよろしくお願いいたします。
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