3月10日の日報 カウンターあるいは躍動感
お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。
3月11日を前にして、日本全体がなんだかソワソワしているような、そんな1日だった気がします。
3年目にしてテレビやWEBなどで色々なコンテンツが出ているように思えて、なんというか、世論が少しずつ「まとめれる気分になりつつある」感じでしょうか。
釣られて私もいろいろと感傷的になってしまいます。まだ傷は生々しい。
ただ、3年経ってみて分かってきた事もいっぱいあるはずなので、エモくなって終わりではなく、じっくり、冷静に、皆で考える良い機会にもなればと思います。
- 作者: いもとようこ
- 出版社/メーカー: 金の星社
- 発売日: 2014/02/17
- メディア: 大型本
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やまのうえに 1だいの でんわが おいてあります。
きょうも だれかが やってきました。
せんのつなっがていない そのでんわで はなしをするために。
岩手県大槌町に実在する「電話線のつながっていない電話ボックス」をベースにした絵本『かぜのでんわ』。
この絵本を先日知ったので買ってみまして、読んでみたらその喪失感たるやハンパなく、かなりエモくなっちゃったものの、わりと死に易い生き物である私たちが死なずに生きてられる今というのは、なんといいますか、なんといいますか。
読んでよかったです、ハンパない喪失感へのカウンターとしての躍動感。ボランティアで被災地の瓦礫を運びまくったあとに盛岡で食べた担々麺のあのハンパない美味さ、みたいな。
明日は、すこしだけ虚無に浸ったなら、あとは1日かけて思い切り「生」に執着してみたいです。
それでは明日もよろしくお願いいたします。