12月20日の日報
お疲れ様です。伊藤です。
金曜日は深夜にレイトショーの映画を観にいって来ました。
『ゼロ・グラビティ』。
夏に予告編を見た時は「おもしろそう!」と思っても、いざ公開されると「ありがちな感じかな〜」と敬遠しがちでしたが、SNSやブログ記事で「凄かった」という感想を多く見受けたので、「これは観とくべきか」と足を向けたのです。
結果としては、「疲れた」という感想が一番でしょうか。
常に身体のどこかの筋肉をぎゅっと絞り続けてるので、冗談抜きにで身体的な疲労が感じられる。
それくらい緊張感で張りつめた映画でした。
「手に汗握る」とはこのこと。
ストーリーは超シンプルでも、映像も凄いし、演出や音楽が素晴らしいので、シンプルストーリーが活きていると思えます。
「ぎゅっ!」
と(色々な意味で)したい方におすすめです。
ひとつだけ残念なのが、
映画そのものにケチつけるわけではなく、邦題のこと。
『ゼロ・グラビティ』というから、原題もてっきり"ZERO GRAVITY"なのかと思ったら、原題は"GRAVITY"なんですね。
無重力空間を舞台にした映画なのだから、"ZERO GRAVITY"の方が当然しっくりくるのですが、そこを敢えて"GRAVITY"にしたのは、原作者になんらかの意図・メッセージがあったんじゃないかな〜と無駄にかんぐってしまうわけです。
そこで、勝手に"ZERO"をつける日本の配給会社の浅はかさが極めて残念です。
今作に限らず、多いですよね、原作の深い部分を勝手に歪曲してリリースされる映画。
以前に映画業界で働いていた後輩も、映画好きだからこそ歯がゆい思いをするところが多々あると言っていました。
私もこの映画は『グラビティ』でリリースするべきだったんじゃないかと思います。
それでは、3連休! 素敵な週末をお過ごしください。
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