11月8日の日報 シーミクのリーメモ

お疲れ様です。伊藤です。
金曜日の日報を書くのをさぼっておりまして、そのままサボり切ろうと企んでいたのですが、良心の呵責に耐え切れず、日曜の深夜にもそもそと提出いたします。

昔懐かしのmixiにあったゲーム『サンシャイン牧場』のことを唐突に思い出し、あれってどんな画面だったっけ? と、ちょっと思い返してみようとだいぶ久しぶりにmixiにログインしてみました。

私がmixiを使いはじめたのは確かもう8〜9年前とかで、まだサイトデザインやロゴなどが以前のものでした。
昔はこの伊藤日報みたいな阿呆な日記をしょっちゅう書いてましたが、3.11をきっかけに友人知人がどっとTwitterFacebook流入してきたので、既にアカウントを持っていても周りがアクティヴでないために放置していた2大SNSに、私も徐々にシフトしていったのでした。

今思い返せば震災がひとつの分かれ目だったように思えます、当時うまい一手を講じれなかったのか、mixiはどんどん落ち目になっていってしまった。
幾度かテコ入れもされましたが、テコを入れれば入れる程「mixiでなければいけない理由」がどんどん無くなってしまい、1年後にはGoogle+と肩を並べるの墓場SNSとなっていたわけです。

ところが、一昨日にmixiを改めて見返してみると、すっかりFBやTwitterInstagramなど海外製サービスに慣れきった私にとって、mixiは「THE 国産」ならではなインターフェイスに映ったのです。
「いわゆるガラパゴスということかもしれないが、海外サービスのそれとは似てるようで違う、日本人感覚なサイトのつくりだねぇ」
ポチポチとあちこち(日記やコミュニティなど)を見ていくうちに、これはこれで良かったのかもしれない……などと思えてきました。
いや、良くなかったから当時のユーザーを繋ぎ止められなかったのでしょうけども、しかし、このまま廃れ去って消えてしまうにはチトもったいない気持ちになったのも事実。

うーん、このもやもや感。
mixiがどんどん落ち目に嵌っていた当時は、
「海外のスタートアップが繰り出す様々なサービスに、我が日本を代表するSNSはついていけてないではないか! 日本の恥め!」
とまで罵声を投げつけていた私ですが、
青春まっ只中の当時、暮らしの側にあったのがmixiなのも否めず、
妙な情が沸き起こってしまいました。

なんでしょう、mixi特有のUI/UXみたいなもの、これは確実に存在しますね。大規模な情報量を、頑張って捌こうする努力が垣間見えるとでもいいますか。
今更になってmixiをもうちょっと分析したくなってきましたが、
それはまた時間ができた際にでも。

あと、サンシャイン牧場は途中で
「このゴールの見えない農耕競争に、俺はもう疲れた」
と、途中でアプリを削除したのを思い出しました。
当時課金はしなかったものの、無意識のうちにゲームに奪われる時間量を思い知り、「ソーシャルゲーム怖ぇ!」と気付いたのも今では良き思い出です……GREEやモバゲーも、これに懲りて手を出さなかった。
怖い怖い。

それでは明日もよろしくお願いいたします。