9月10日の日報 街をリニューアル の巻

お疲れ様です。伊藤です。
昨夜は寝落ちしてしまいましたので、今日日報を提出いたします。

月曜日の日報では、東京五輪の話題でひとり大盛り上がりしてしまいましたが、そういえばオリンピックと同時にパラリンピックの開催も決定したのでした。

招致が成功して以来、その背景にさまざまな異議を唱える意見が噴出している現状ではあります。
私もそういった論調を傍から見ていて、まぁ確かに五輪ってのは「贅沢な買い物」だよなぁと思わなくもないですが、しかしそれが悪いことと思いません。

ただ、パラリンピックの開催が決まった以上、必ず目に見えて享受できるメリットがあるとすれば、街のユーザビリティ向上でしょう。
障害者の方々にとって……広義でいえば超高齢化社会ジャパンにおける高齢者の方々も含めて、世界の指標なる街づくりに着手できる良いチャンスです。

個人的になにがあるかな〜と思ったのですが、例えば公共用トイレの拡充だったり、あとは日本ならではの(&都会である東京ではさらに特徴のある)自転車の交通整備だったり、でしょうか。
他にも色々ありそう。交通標識とか、階段とか。
ハード面だけでなく、7年後に向けて人々のマインドも変わる必要があるでしょう。

五輪のテレビ中継などでよく見られる、競技ごとにデザインの違う競技者マーク(サッカーならサッカーしてる人、マラソンなら走ってる人…etc=『ピクトグラム』などと呼ばれる)は、言葉の通じない外国人にもスムーズに競技内容を知ってもらうために昭和東京五輪で採用されたデザインです。
イマドキにいうユニバーサルデザインを、当時から日本は提唱していたのでした。

ユーザビリティどうよ!(ドン)」
世界にドヤを決められる街になれたらいいな、と、五輪推進派と反対派の論戦の真っ只中でぼーっと思っておりました。

それでは本日も宜しくお願いいたします。