9月9日の日報 2020年東京五輪開幕式提案書 の巻

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

東京都民としては、やはり2020年の東京五輪招致成功について書きたくなるものです。
じつは、福岡が招致権を争って東京に敗れた時に、
「2回目の開催より、初開催の都市の方が盛り上がるじゃんかー!」
とブーブー文句を垂れていただけに、今回の東京開催決定を喜んでしまうと手の平返しになりかねないのですが、とはいえ、やはり「お〜」となってしまうものです。五輪って大きいな。

自分が生きているうちに日本で大規模な世界大会が……と考えれば、過去に長野がありましたし、W杯も世界陸上も行なわれてはいるのですが、そこはやはり「街」レベルで最も近距離にオリンピックが来るという迫力はなかなか凄い。
7年後に今の住まいに居るとは思えないですが……まぁ凄いものは凄い。

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ところで私は、地上再弱の名を欲しいがままにする究極のスポーツ音痴生命体でして、スポーツ競技を観戦するのはとても楽しいですが、その視点はあくまで素人のものです。ルールとかも詳しくはない。
しかし、そんな私でも五輪において、毎回毎回胸がトキメキでいっぱいになるものがあります。
それは開会式である。

昔から開会式・閉会式のセレモニーが大好きで、自分にとっては「コレ=五輪」といっても過言ではなかったりする程です。
そんなものだから、東京五輪ではついに人生初の開会式生観戦が実現する(かも)のです!
こりゃまいった!

しかも、我が祖国ジャパンなのですから、世界に日本という国をアピールするまたとないチャンス。
開会式はスポーツ以外のあらゆる文化面も総出演で、国家の威信を賭けて作り込まれるエンターテインメントですから、東京五輪ではこの日本から一体どんなキャスティングが実現するのか。
妄想がドンスタッ。

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(「7年後」というのを一旦置いといて)
パッと思いついたのは、坂本龍一教授です。
世界的にも著名ですから、彼にオファーがかかる確率は高い。
ただ、今回の招致で福島原発問題についてかなりゴタゴタしましたし、「電気」に関する発言もあったりと、彼がオファーを快諾するかというと分からない。

となると他に音楽で世界的権威な人で考えた場合……いっぱいいると思いますが、やはり小沢征爾氏でしょうか。
辻井伸行氏の独奏もあってもアガりますね。

ただ、個人的には久石譲氏に登場していただきたい。
そして彼といえばジブリ作品。
ジブリによる演出の枠が設けられてもいいな〜、と思ったり。きっと世界も喜びそう。
ただ、宮さんがヤダって言いそうだな。鈴木Pがうまくなだめてくれれば。

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ジブリと書いたのは、アニメ=ジャパニメーション(宮さんはこれも興味無いと思うが)という繋がりから、いわゆるクールジャパンもアピールできるかと思ったからです。
そういう意味では、世界で知られた名作アニメを………









鉄拳か。

世界で知られた名作アニメといえば、彼でしょう。
パラパラ漫画が聖火台の前で繰り広げられるのか。
全世界がリアルタイムで号泣。

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クールジャパンのひとつとしてポップカルチャーも含まれると思うのですが、そうなるとやはりアイドルでしょうか。
開会式ということでここはひとつ、事務所間の禁断の壁を破り、AKBとモモクロとモー娘……その大勢のアイドルがコラボレーションしてパフォーマンスするのもアリかなと思いました。
あの陸上トラックに沿ってズラーっと並ぶアイドルたち。壮快かな壮快かな。

ただ、日本の技術力をアピールするなら、プロジェクトマッピングなどを駆使した演出もいいかもしれません。そうなるとPerfumeの出番になるのかな〜。ぱみゅちゃんも?

ここに書いたアイドル達は7年後はほぼ引退してるでしょうが、それくらいのビッグアイドルプロジェクトに挑戦するのもいいのではないでしょうか。

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上述のジブリがだめでも、日本には手塚があります。

21世紀を舞台にした鉄腕アトムなんか、昭和東京五輪と時期がばっちり被るわけで、あの頃少年達が夢見た「未来の東京」についに到達した……という演出だったら、きっと俺は泣く。

でも、現実は手塚治虫氏が描いた未来には及ばず、むしろアトムの原動力である原子力で今の日本は大変なことになってるので、却って皮肉になっちゃうか!

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東京=江戸なので、きっと歌舞伎をベースにした演出もあるでしょう。

あの広い会場の照明を一度全て落とし、真ん中に浮かび上がったステージの中央にスポットライトがあたる中、優雅に歌舞伎を舞う役者の姿が妄想全開で「見える、見えるぞ!」です。
役者は海老蔵になるかな?

加えて、写楽のお馴染みのイラスト「大谷鬼次の江戸兵衛」をはじめとした、有名な浮世絵たちを立体化・巨大舞台装置にした『ネオ歌舞伎』的な演出なんかも見える、見えるぞ!

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既にSNSで話題になっておりますが、
これまた日本が世界に誇るアニメ映画『AKIRA』では、まさに2020年に東京オリンピックが開催されるという設定なのです。
ドンピシャ過ぎる。

そこで私はすぐさま思い出したのです。
トリノオリンピックの開会式にて、イタリアを代表するF1車、フェラーリが会場で爆音でドリフトかましてキメまくっていた光景を。

ってことは、
赤い車に対抗するなら、「赤いバイク」しかないよなあ……


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見える、見えるといえば、
聖火台へつづく長い階段の両脇が、
なぜか仁王立ちのウルトラ兄弟全員集合で固められてる光景が、見える、見えるよぉ

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聖火ランナーの「最終走者」については、ずばり大胆予想。
イチローかと。

王さん、松井とかも思えなくもないけれど、先日の偉大な記録もあるので、彼が適任じゃないかな〜。その頃には引退してるだろうけど。
それか真央ちゃん?

ただ、もし許されるなら、世界をおお!と言わせたいなら、
HondaのASIMOに灯を点けてほしいんですよね。
ロボットが聖火を灯す、これアトムへのオマージュです。
倫理的に難しいかな?

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国歌斉唱はX JAPAN

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あとは沢田研二の「TOKIO」があれば完璧!

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あと、くまもんが調子こいて首突っ込んでこないことを祈る。

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でもふなっしーは許す

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あと、江戸といえば寿司なので、
ここはやはり、この一夜限りの再結成を果たす彼らに託すしかない。

(今改めて聴くとスゲェ歌だな)

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<追記>
ロゴデザインは佐藤可士和氏とか、キャラデザは村上隆氏に話がいきそうだね〜、と仕事場の人と話していたのでした。
世界で活躍している実績からして、結構な確率だなと思いますが、それはそれでちょっと意外性に欠ける気もしますね。
(まぁ決して予想を欠く必要はないのですが)

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……と、まぁ妄想だけは枚挙に暇がございません。
安倍っちの福島関連の発言で、国内からヒンシュク買いまくりの上に勝ち取った五輪。なんだか煮え切らないという方も多くいるのはわかります(私もそうです)。
でも、決まったからには全力で良いものを創り上げたいところです。

五輪までの間に、(順当にいけば)衆院選参院選、そして都知事選が1回ずつ行なわれますから、「よい五輪はよい政治から」をモットーに、みんなで素晴らしい東京五輪を目指したいですね! (結局、選挙いけよの説教)

上述の開幕式のアイデアがどれも現実のものとなり、
その際にWEB上で
「伊藤日報ってブログの7年前の記事、予言的中し過ぎワロタ」
「なにこいつ、すげぇ」
「なんでこんなに当てられたんだ?」
「キモーい」
「臭ーい」
と話題になれれば本望です。

その頃までこの日報続けなあかん。
それでは明日もよろしくお願いいたします。

平川地一丁目「東京」