5月30日の日報 それいけ一本松 の巻

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

奇跡の一本松、復元作業再開 岩手・陸前高田

東日本大震災津波に耐えながらも枯死した岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の復元やり直し作業が27日、始まった。
「以前と姿が違う」という指摘を受けた枝の取り付け部分の角度などを調整する。6月末に作業を終え、7月上旬に完成式典を行う。

今回の作業では、高さ約27メートルの一本松のうち、地上から約20メートルのところの幹と枝2本を切断。3カ所の接合部分の角度を調整し、再設置する。

被災地の皆さんの想いのこもった「奇跡の一本松」、その処遇についてどうするのかが話題になっていましたが、いつの間にやらこういう作業が始まっておりました。

ただ、これって完全なる「レプリカ」なんですね、別の写真でみると中が空洞になった幹が見てとれます。
まあ、ひとつの「モニュメント」として残すのであれば、その意義は立派なものでしょうし、1億を超える費用も寄付を募ったらちゃんと集まった。それだけ必要とされる存在なのですから、誰が復元にケチをつけれましょう。

が、個人的には「奇跡の一本松」のあった場所に、新しい松の苗を植えるのもアリな気がしました。
(この一本松の「子供」は存在します)
すくすく成長する奇跡の1本松の後継者 「チビ松」

2011年12月に、海水で根が腐っていると、「高田松原を守る会」が保護を断念。

ボランティアで住友林業筑波研究所が協力し、1本松の枝から松ぼっくりを採取し、育てていた。昨年5月の時点では、発芽した苗木は、全長5センチ以上に伸びた。

津波に流されず耐えはしたものの、塩害で枯死してしまった一本松の意志を継ぐ新苗。
立派に成長するのにかなりの時間を要するでしょうが、それを見守ること自体が震災を語り継ぐ行為に結びつきそうで、その過程の時間もより有意義になりそうだな、と。

いろいろな復興のカタチを目にするようになってまいりました。
新しい東北はどうなっていくんだろうな! と楽しみです。

その反面、そういえばこんな記事を昨日見かけたな。
サイバー攻撃 対策検討の施設完成

コンピューターウイルスなどを使ったサイバー攻撃で、ガスや水道などといったインフラ設備が被害を受けないよう対策を検討するための施設が、国内で初めて宮城県に完成し、28日、開所式が開かれました。

国民ナンバー制度が現実味を帯びてきた今、このテの対策は直近の課題かと思われるので是非推進していただきたいところ。
地元の経済支援もあるだろうし。
が、

この施設は、経済産業省が震災の復興予算およそ20億円をかけて宮城県多賀城市に建設したもので、

えっ

これって復興予算の対象になりえるんですかね。
わからん、復興と言われれば(立地的に)そうかもしれんけど…。
謎だ。
中華街の甘栗並に、謎だ。
それでは明日も宜しくお願い致します。

なぞなぞ大冒険2000問!―おもしろビックリ!

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