4月15日の日報 聖衣(クロス)のある日常 の巻
お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。
「伊藤さんってアジカンのゴッチに似てますね」
と言われて以来、ゴッチ氏の髪型にするために髪の毛を伸ばしています。
自分にしてはだいぶ伸びた方だと思うのですが、それでもゴッチ氏の髪型にはあと数ヶ月は必要かと思われる。
そんなさなか、前髪が絶妙な長さになってきており、どんな長さかといいますと、毛先が目にちらちら入る長さなのです。
まつげとぶつかる毛先のせいで、なんだか非常にムズムズする。
かゆい。し、痛い。
なにもしていないのに、ふとした瞬間に前髪が目のなかに入ろうとするので、
「うあああああ」
と手でゴシゴシするさまは結構虚しいものです。
いっそのこと、切ってやりたい…
そう思っては、Googleで「ゴッチ」の画像検索をおこない、彼の写真を眺めることで
「この髪の毛がもっと伸びた暁には、俺はきっと街中で女子の視線を浴びまくるだろう。どうだ、ギターケースなんか背負った日にはサインを求められるに違いない。ギター弾けないけど」
と自分に言い聞かせてニヤける毎日。
「ゴッチ」で検索すると、同時にカール・ゴッチもいくばかりかヒットしますので、脳内ジャーマンスープレックスの練習も欠かしません。
さて、ではこの鬱陶しい前髪をどうしたらばいいか。
悶々とした日々を過ごしておりましたが、先日見かけたスポーツニュース番組にヒントがありました。
それは、ヘアバンドです。
サッカー選手がよくつけているアレです。
「おお、あれをつければ前髪を額に押さえつけられるばかりか、『この人、サッカーやってるんだろうな、カッコいいな』と電車に居合わせた仕事帰りのOLを惚れさせることも容易ではないか。サッカーできないけど」
そうなったら善は急げです。
さっそく長いヘアゴムをつかってヘアバンドをつけてみました。
「これで、どうだ!」
そうして洗面台の前に立ってみたらば、鏡の中には聖闘士星矢がいました。
「セブンセンシズ!」
以前にかけたパーマが残っているせいか、サッカー選手というより聖闘士の趣が強くなってしまったのです。
これでは電車に居合わせた仕事帰りのOLに
「ブロンズクロスの分際でwww」
と笑われてしまいます。
オーマイゴッド。誰が好き好んで小宇宙(コスモ)を燃え上がらせるというのか。
大変困りました。
前髪を抑えるには、このヘアバンドが最適です。
しかし、「聖闘士」「聖闘士がきたぞwww」と街で指差して笑われること必至。
とりあえず、今週末あたりに額のあたりにペガサスのオブジェをつけてみようと思います。
「油田の火事は、ダイナマイトで派手に吹っ飛ばすそうじゃないか」
それでは明日も宜しくお願いいたします。