4月9日の日報 イイネジェネレーションなのだ の巻
お疲れ様です。伊藤です。
昨夜もドタバタしておりましたので、日が変わって日報を提出いたします。
それにしても、
つくづく、
思います。
Facebookの"Like"ボタンを、
「イイネ」と訳した人は、
凄い。
人類史上、はじめてナマコを食べようと思った人並に、
凄い。
「ナマコ、食べれる!!!」と思ったのと同じくらい、
「イイネ、イイネ!!!」と後世に語り継がれる大発見です。
数年前、Facebookが日本語対応になる=「Likeはなんて日本語になるのだろう…」と世間が固唾をのんで見守るなか、
発表されたのが「イイネ」。
「い、イイネ!?」
当時はまだFacebookのユーザーはWEBに造詣が深い人たちのウェイトが多かったせいか、ネット上のあちらこちらで
「イイネ…とかいってマジかよ」
と驚きと不安の声が聞えたのを覚えています。
しかし、時間が経つごとに違和感は消えていき、
むしろWEB業界に携わる多くの人々が、この「イイネ」のひとことのために一体どれだけの労力を注ぎ込んで来たことでしょう。
それこそ人生を変えられた人だっているに違いない。
なにごとも変化の最初は人々が戸惑うものです。
今だからこそ「Likeがイイネ、うん確かにイイネ」と思えるのだから、
心配ないぜ 時は無情なほど すべてを洗い流してくれる。
もし数年前、仮にですが、
「Facebook日本語対応にあたり、"Like"の和訳がどうしても思いつかない。ここはひとつ、言葉の魔術師として崇められている伊藤日報先生に妙案をいただきたい」
と、Facebook Japanの人が私のもとへ相談に来ていたら…。
きっと今頃、あなたが慣れ親しむFacebookの画面には、
「スキ」
の文字がたくさん並んでいたことでしょう。
それでは本日も宜しくお願いいたします。