4月10日の日報 充分なんで の巻
お疲れ様です。伊藤です。
昨夜は遅くに帰宅後、絵に描いたような寝落ちをしたので、本日提出いたします。申し訳ございません。
昨夜は仕事でお世話になっている方と食事をする機会があり、彼はプログラマー出身だったので、「プログラムとは、こういうものである」と手ほどきを受けました。
これまでの私のプログラマーに対するイメージも、
半分は正解でしたが、半分は想像以上のものでした。
「へ〜!」
と何度唸らせられたことでしょう。
その中でも印象的だったエピソードが、
誰もが認めるスーパープログラマーという人がいて、
その彼がプログラムを書く時に使うソフトが「テキストエディタ」という、ただテキストを打つだけしかできない超シンプルなソフトだった…ということです。
スーパーほにゃららと聞けば、さも最新テクノロジーをバリバリ使いこなし、ありとあらゆるソフトウェアを駆使するノウハウが『スーパー!』たる由縁かと思いがちです。
しかしそのスーパーな人は、パソコン買ったら最初から入っているような簡易ソフトが「いちばん」と言い、ソフトではなく本人の脳みそを駆使することで他の追随を許さぬ領域へずんずん昇っていくわけです。
それを聞いて、私は思いました。
「か、カッコいい……」
ファイナルファンタジー5で、全てのジョブをマスターした暁には、初期状態である『すっぴん』が最強のジョブになるように。
スプリガンで、筋力増幅・防御力アップを施してくれるA.Mスーツ(アーマードマッスルスーツ)を敢えて脱ぎ捨てた御神苗優が師匠である朧を倒したように。
シンプルが最強、を地でいくではありませんか。
「俺は、テキストエディタで充分なんで」
無愛想な表情でそんな台詞を言ってみたいものです。
しかし私はプログラムの「プ」の字も書けないので、しかたなしに、伊藤日報をテキストエディタでかたかた書くことで
「俺は、テキストエディタで充分なんで」
の雰囲気を存分に味わいたいと思います。
テキストエディタで書いたのち、はてなダイアリーにコピペし、改行位置などを調整するという、スーパープログラマであったら眉をひそめるであろう非効率な方法をもってして、私のシンプルを極めたい。
あなたのシンプルは、どんなシンプル?
それでは本日も宜しくお願いいたします。
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