1月29日の日報 今年流行るアイテムはこれでござる の巻

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

auが展開するキャンペーンの一環として、今日の夜から開催された
「スマーホンでLIVE会場をコントロールできる」
を打ち出した参加型イベント『FULL CONTROL TOKYO』。

> 公式サイト

この模様がUstreamで中継されたので、私も仕事場から
「次世代テクノロジーの匂いがプンプンするぜ、一体どんなものだろう!」
と注目しておりました。

そのイベントがどんなものであったか、についてはここでは省きます。
なぜなら、もっと衝撃的なことがこのイベントで起こったからです。

このイベントでは、ゲストとしてきゃりーぱみゅぱみゅ嬢が登場。LIVEで人気の曲たちを歌ったのですが、途中でなんと新曲を披露するというではありませんか。
彼女の曲はいつも個性的な内容ですから、
「今度は果たしてどんなタイトルなのだろう?」
……誰もが固唾を飲んで見守る中、きゃりー嬢が口にしたタイトル。
それは、
にんじゃりばんばん』。

まさか?
いいえ、そのまさかです。


忍者の歌です。

今、大人気であるきゃりーぱみゅぱみゅが、新曲のテーマに選んだのは、紛れもなく『忍者』なのだ!


(↑イベントでの模様がアップされてました)

最近、日報に書くネタがなくなると、ことごとく忍者ネタに逃げていた私。
いやしかし、昨日の日報でもご紹介させていただいた『Ninja EX』さんもそうですが、私が思っている以上に、世の中では『忍者』というキーワードが徐々に広まっているように見える。
こうなってくると私もさすがに考えを改めて、薄々感じていた事実を認めざるを得ない。
「ひょっとして忍者、キテるんでねーの?」

私が昨年、日光江戸村にて忍者文化と邂逅を果たすことで忍道に傾倒したのも、きっとなにかのお告げだったと今なら胸を張って言える。
諸君、SHINOBI時代の夜明けぜよ。

さて、
かのきゃりー嬢が忍者を取り上げたことで次にいったい何が起こるだろうか?
私にはわかります。
なに、いたって単純ですよ、
『ギャル忍者ブームの到来』
これにつきる。

去年、ギャルの間で「猫」が流行ったのをご存知か?
猫ちゃんのイラストが描いたトレーナーやら靴やら、さらには猫耳型のハットだったりを、しかしいたって一般のギャルたちがこぞって身につけておりました。
本来はヲタ属性を引きずるはずの「猫要素」が、いとも簡単に世に浸透したこの現象はじつに興味深い。

モデルが身につける。

ファッション誌がそれを紹介する。

すると、流行る。

売れる。

東証一部上場。

きゃりー嬢の新曲がまだ発表された直後であり、
さらに世の中が空前のSHINOBUブームの足音に気付いていない今だからこそ、
この単純明快な図式にのっとり、私も一発しかけてやろうかと企んだのであります。
ブーム仕掛け人。いい響きである。


ということで、
私がプロデュースするオシャレ忍者ブランド、『ツインブレードスタイル』(二刀流)を立ち上げ、オシャレ忍者アイテムを次々と商品化。
渋谷をギャル忍者で溢れ返させてやろう。

まず、スグに思い浮かぶものと言えば、ピアスでしょうか。

これね。
手裏剣ね。
ちょーかわいいし。ヤバいし。

あと、アレですよ、女子が頭に巻くやつ。
カチューシャでもいいし、スーパーフライが巻いてるインディアンみたいなやつ。

「忍兜(しのびかぶと)」。
え、ヤバい……ちょーかわいいかも!?

じゃあさ、じゃあさ、ギャルがさ、
「口当て」つけたら……

ちょーエキゾ(チック)なパティーンだし。
ちょーヤバくない?
「うるおいリップ」とかの常識、覆してない?

正直、ここまでゆるふわ女子にSHINOBI系ファッションがピッタリはまるとは思わなんだ…。

そして、
ファッションのみならず、忍者ブームはギャル文化そのものに根付いてもおかしくはない。
写真やプリクラでは様々なポーズをとるのが常識ですが、そんな最中に、


Photo by yosoitoda-2

「臨兵闘者皆陣列在前」の九字護身法を投入。
これ、密教の呪文ですから、かなり罰当たりなことかもしれませんが、しかし若いオシャレ求道者からしてみれば、
「この指使いをマスターできたらマジオシャレ」
ということにもなりかねん。

とりあえず、『ツインブレードスタイル』をパーフェクトにキメるとこうなります。

なんか西海岸のラッパーみたいになってますが、どちみちイカついしヤバい。

これはもう間違いない。
2013年、忍者が世の中を席巻するでしょう。
「ギャルを制する者、市場を制す」
これは私が以前から(わりかしマジで)言い続けていることです。

この爆売れ間違いナシのSHINOBIブランドを引き連れて原宿に出店すれば、
あとはもう社長椅子にふんぞり返って『キャット忍伝てやんでえ』のDVDを観てるだけで、はい東証一部上場。

そして、SHINOBIファッションが浸透した暁には、
是非あのコロンビアの友人を日本に招きたい。
「君からの、あのメールがなければ、きっと今の俺はなかったよ」
「You are real Ninja!」
「Yes, we are!!」


そろそろ家に帰ってもいいでしょうか。
それでは明日も宜しくお願いいたします。