12月5日の日報 真実の行方、つづきはWEBで! の巻
お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼致します。
"McAfee"(マカフィー)という、PC用ウィルス対策ソフトがあります。
業界でもシェア第3位を誇る有名なソフトで、私もその名前は存じ上げておりましたが(私はMacユーザーなので使ったことがありませんが…)、
この"McAfee"の創始者、その名もジョン・マカフィー氏が、現在『とんでも大騒動』を巻き起こして世間を席巻していることをご存知でしょうか。
私はつい先日知りました。
なんでも、
1.
"McAfee"をはじめとするウィルス関連ソフトの開発・販売で一大資産を気付いたマカフィー氏。
2.
しかし、その後、リーマンショックもあって投資に失敗、しかもなんだかスピリチュアルな方向へいって怪しいビジネスも始めた彼は、ついに負債や訴訟から逃げるようにして海外・ベリーズへ移住。
3.
移った先(ベリーズ)で薬物やら武器やら、物騒なスキャンダルで色々揉め事を起こしていたそうですが、ついに、ある殺人事件の重要参考人として手配されてしまったのです。
4.
本人は事件関与を完全否定、「ベリーズ政府による陰謀だ」と主張しながら逃げまくっている。
(↑今ここ)
一連の流れについては、こちらの記事が詳しいです
↓
「殺人事件で手配中の「McAfee(マカフィー)」創業者、メキシコ国境で身柄拘束か」
http://gigazine.net/news/20121203-founder-of-macafee-captured/
…文字通り「劇的」といいますか、
事実は小説より奇であることを地でいっております。
仮に本当にマカフィー氏が犯人だったとしたら、
『IT業界の寵児が向かえたまさかの転落』ということになります。
まるでサイコミステリー小説のよう。
翻って、本当に無実だったとしたら、ハリソン・フォード顔負けの逃亡劇ということになります。
無実の罪を背負わされ、政府に追われる元ITソフト会社の大社長……こりゃ映画にするしかない。
もちろん私たちは真相をまだ知らないわけで、傍観者としてやいのやいの騒ぐしかない。
でも、このハリソンさんの『逃亡者』を彷彿とさせる事件が現実世界で起こっている事実に、
「あの映画の世界では、世間はきっとこんな風に話題になってたんだろうな〜」
とつい想像してしまいます。
ところで、
この記事にあるように、つい先日、メキシコにて捕まったとニュースになりましたが、
実はそれは偽情報で、
本人は無事グアテマラに入国できたという速報がその後流れておりました。
↓
「ジョン・マカフィー、身柄拘束? でも捕まったのは影武者!?」
http://www.gizmodo.jp/2012/12/post_11276.html
(マカフェー氏が自身のブログに書いたコメント)
私はいま無事で、ジャーナリスト二人、それからサム(訳注:愛人女性)と一緒にいます。
ベリーズにはいませんが、まだ危険から抜け出せてもいません。
詳細については、万事うまくいったら今日このあとポストします。
私の「影武者」が、私の名前で北朝鮮のパスポートを持っていたのですが、我々の計画通り不正行為で勾留されました。
が、当局側に関心がなかったため解放され、我々の脱出計画における彼の役割を果たすことができませんでした。
影武者キタコレ!
「マカフィー、ついに捉えたり!」
観念しろ、とその忍者マスクを脱がしたら!
別人の男!
黙ったままほくそ笑む男。
ベリーズ警察「DAMN!」
やばい、想像がとまらない。
さらに、
1つ目の記事にもありますが、
件の殺人事件が起きた際、
無罪を主張するマカフィー氏のアリバイはこのようなものでした。
そして殺人事件が起きたのが11日。
マカフィー氏はこのとき銃声を聞いており、襲撃者が自分とフォールさんを取り違えて殺害したもので、次は自分がやられるのではないかと恐怖。
警察が取り調べに来たときは、頭から段ボールをかぶって砂の中に潜り息を殺していたそうです
……これ、どうみても土遁の術ですよね?
http://www.tanteifile.com/baka/2004/12/17_01/index.html
高度な身隠しテクといい、
影武者で鮮やかに追っ手を振り切るといい、
マカフィーさん、あんた、ひょっとして……
…いや、なんでもない。
なんでもないが、
そこに憧れる気持ちはよくわかるよ、俺にも。
とにかく、
ただ逃げるだけでなくネタをポロポロこぼしながら逃亡を続けるマカフィー氏。
12月5日現在、
氏はグアテマラにて反撃の狼煙をあげようと行動している模様。
↓
『マカフィー創業者がベリーズ当局の追跡をかわしてグアテマラに無事入国、元司法長官を味方陣営に引き込む』
http://gigazine.net/news/20121205-mcafee-guatemala/
当分は彼から目が離せません。
それでは明日も宜しくお願い致します。
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