12月6日の日報 俺のレーザービームをよけてみろ の巻

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼致します。

先日の日報にも書いたのですが、私は自分の舌を思いっきり噛んでしまい、さらにその傷が悪化して口内炎になってしまいました。
これを「舌炎」と呼ぶそうです。
初めて知りました。

この舌炎が、めちゃくちゃ痛いのです。
傷口が何やっても歯に当たる部位にあるため、なにかにつけて痛い。

困るのは、痛い+腫れているせいか上手く喋れないこと。
お客さんと電話で話すときも、痛いのを我慢して通常を装ってるつもりですが、それでも
「ふぉうふぇふふぇ、ひょっふぉ確認ふぃふぇみまふ」
と、
(^q^)
こういう感じで喋ってるように聞こえてたに違いない。
「こいつ、なに(^q^)状態で仕事してやがんだ」
そう思われては、取引先の信頼に関わる大問題である。

物を噛んだり飲み込むことすら痛過ぎるので、今日はついにランチを用意したにも関わらず、数口食べて断念するという始末。
市販の口内炎用グッズを昨日今日でトライしてみたのですが、どれも効き目は薄い。
パッチ、飲み薬に塗り薬……一向によくなる気配がない!

「このままでは、栄養摂取もままならず、死ぬであろう。『死因:口内炎』では成仏できるはずがない」
いい加減に身の危険を感じとった私は、ついに歯科医に診てもらうことにしました。
厳密には口腔外科ということになりますが、そちらも兼ねている歯医者さんは多いので、ネットで検索したらスグ見つかりました。

「ねえねえ、舌、噛んじゃった!」
もの凄い勢いで転がり込んだ歯科医にて、しかし先生は様子を診て苦笑気味です。
「まぁ、口内炎ですね」
確かにそうです、いってみればタダの口内炎
わざわざ医者にかかる程ではないのは重々承知でござる。
しかしいかんせん場所が悪いのです。非常に治りづらい、且つ生活に支障をきたす所。
先生、コレなんとかならないスかね!?
「では、レーザーで焼きましょう

なんスか……
レーザーってなんスか!!(ガタッ)

真剣に数秒間考え込んでしまいました。
「先生、唐突にレーザーって……」
なにせ舌です。
舌を、レーザービームで焼く、って響きがめちゃくちゃ恐ろしい。
「最初はちょっと痛いと思いますが、まぁ痛みにも個人差がありますし」
聞けば、口内炎治療でレーザーを使うのは、最近ではよくあることだそうです。知らなかった……
最後は『それが一番早く治る』ということもあり、戦慄のレーザー治療を受けてみることに。
人生初の、レーザーデビュー。

一体どんなものぞや〜、と試してみたレーザー治療はマジで涙目になるほど痛かったのであります
口内炎の傷口に、容赦なく針をブッ刺しまくる感じ……
私は身体にタトゥーがちょいちょい入っておりますが、久しぶりに思い出しました。
「彫るときの痛みって、こんな感じだったわ。あうあうあー」
って、懐かしむどころではなく、もう単純明快に痛い。帰りたい。
「痛みにも個人差がありますし〜」と先生は仰っておられたが、どうやら私はかなり痛がるアンラッキーな属性のようです。
「これは痛過ぎる、タトゥーどころじゃない、無理だ無理無理」
男気なぞ知ったことか、俺はもう左手をあげるぞジョジョー!
…しかし若い歯科助手さん(おねえちゃん)がすぐ側に立ち、唾を吸い込むチューブを私の口にこれまた容赦なく突っ込んでいる状況で、「ふぉっふぉふぁんま!(ちょっとたんま)」と早々に治療を中断したのでは、あとでお金払う時とかに思いっきりナメられるに違いない。そのマスクの下の唇を歪めて笑うに違いない!
プライドが勝った私は、思いっきり眉をしかめることでなんとか「痛いです」を意思表示しつつ、ひたすらレーザーに耐えておりました。

治療自体は数分で終了。
地獄の初体験を終えてみて……
「しかし確かに効くなコレ!」
腫れは残りますが、痛みがだいぶ軽減されました。

傷口が焼かれたので、治るスピードも早そうです。
「市販の薬だけではこうもいかないだろう、やはりプロに任せるのが一番でござる!」
気分がいいので思わず日光江戸村で習得した忍者走り(背中の刀に手をかけながら走る)でつむじ風のごとく家路についた私は、
お昼を食べてなかったせいで超絶空腹だったこともあり、晩ご飯をてんこ盛りに、元気よく、もーりもり!と食べまくりました。
もーりもり!と食べまくっているうちに若干傷口が開いたようで、就寝する前にはまたジンジンと痛んできました。
今、結構痛いです。

それでは明日も宜しくお願い致します。

またレーザー浴びに行くべきか……