8月16日の日報

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

私は、今年のGW辺りに人生で最大体重を記録しました。
そもそも年齢というのもありますが、「食べたいものは食べる」というポリシーをこの齢でも続けていたのがいけなかった。
そして、GWという連休にありがちなハイテンション暴飲暴食がトドメとなり、連休明けに体重計に乗った私は

「キャアアアアアアアアアアアアア!!!!」

林家パー子と同等のハイトーンボイスにて、寝静まった閑静な住宅街の家々を真夜中に起こしてしまうこととなる。

そこで一発奮起した私はさまざまなダイエット法を試みたものの、どれも三日坊主で終わってしまう始末。
ところが、フと思いついて始めたダイエットが功を奏したのです。
それは、『夜はサラダだけダイエット』。
読んで字の如し、晩ご飯はサラダオンリーなのです。
そこに、たまには豚しゃぶ、たまにはタイ風海老、たまにはシーザーサラダ……などなど、飽きないように「ちょっとおかず」を添えての夜サラダ生活。
しかも腹8分にとどめること。
どうしてもお腹が減って仕方がない時は、カロリーゼロのゼリーを食べる。甘い食べ物は満腹中枢を刺激してくれるので、ゼリーはかなり有効です。


するとどうでしょう、みるみるうちに体重が元の状態へ戻っていくわけです。
かつて私にはソフトマッチョ全盛期がありました。体脂肪率は限りなく低く、鶏のささみ肉のような筋肉を全身に纏い、『抱かれたい伊藤No.1』の座を思うがままにしていた。
さすがに当時の体重まで戻すのは難しいのですが、とはいえ、BMIでも「標準もしくはそれ以下」の数値を叩き出すまでに至り、周囲からも
「日報さん、痩せました?」
の祝辞の嵐。
ダイエットに限らず、何事も継続するためには「アメとムチ」の「アメ」がとにもかくにも必要である。
かくして「アメ」をおおいに堪能した私は、それ以降もいそいそと夜ダイエットにいそしむ日々を過ごして来ました。

ところが、
ここ最近、外食がすこぶる多い。
食事に赴いた先で「サラダだけ」と注文するのは、同伴者にとってもおもしろくない話なので、そんなところに気をつかうのも嫌だということで、以前のように『美味しそうなら食べる』スタンスへ次第に戻っていきました。

そして最近、やけに体が重い。
体が重いし、なんか顔がむくんでいる……ように見えるだけであって、事実顔まわりに肉がついていると思われる。
ややや、ダイエットに成功したとはいえ、ちょっとでも気を許すと平気で1〜2kgは増減する体質ですが、数値よりも目に見えて太ってしまう方が私は怖い。

「どうなのだろう、やっぱりちょっと太ったかな……」
そう思い続けて来た私は、
今、まさに今夜、ここ数週間目を逸らし続けてきた『体重計』という、人類にダイエットという永遠の業を背負わせる悪魔の発明に対峙する覚悟を決めました。
乗ってやろうじゃないか、太ったかどうか確かめてやろうじゃないか。
だいたい、なんだ、体重ごときにピーピー騒ぎ過ぎなんだよ現代人!
見とけよ〜?
いいですか、ちょっと今、乗って来ますよ〜?
体重計に乗って来ますよ〜?
ちょっと待っててねだよ〜?

よーし、今現在、俺は半裸だ!
半裸で日報を書いている!
いくぞ!

いくぞーっ!!















神も仏もあったものではない。
それでは明日も宜しくお願い致します。