8月14日の日報

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

今日はいたって普通の平日営業ではありましたが、お盆休みの世間に対抗するかのように職場の皆で、東京の西の果てのキャンプ場へ赴き日帰り合宿をしてきました。
あくまで仕事として稼働している体なので、外部・クライエントへの対応はそのままでキャンプ場へ行かなくてはいけません。
「ということは、最低条件としてWi-Fiが飛んでないといけないのだが、Wi-Fiがあるキャンプ場なんてあるの?」
合宿の話が出た当初はそんな懸念があったのですが、これがまたあるんですな。
数こそ少ないものの、ネットで調べたら見つかりました。
おかげでMacBookをネットに接続して仕事のやりとりを続ける事ができたのですが、まぁこれが俗にいう「ノマドワーク」の片鱗なのでしょう、
過去に海外から仕事をしようと試みたことはありますが、それは都市部だったので格段驚きありませんでしたが、山の中、川の前で大自然の音をBGMにWEBの仕事ができるとなると、これはなかなか新鮮な心持ちです。

午前は社内ワークショップと題して、自社の将来について考えるグループセッションが行なわれたのですが、僕はその発表で
「世の中は今、あらゆる物事が変化・推移している」
という前提で、その変化の先=指標を示すために会社としてテクニック・テクノロジーを強化し、リーダー的なポジションを狙っていく(心がける)ことが大事である、と話しました。
これは常々考えていることですが、その『あらゆる物事』の中には、恐らくぼくたちの仕事も含まれていて、例えば「ディレクター」や「デザイナー」、「プロデューサー」という職種名はそのままでも、作業の内容はきっと変わっていくでしょうし、むしろ変わらなければそれは危険なわけです。
マネタイズも含めた"世の中"が変わっていくのだから、その変化に付いていけないのはそれ即ち廃業の危機ともなり得る。
(軸が変わらない職業も多いでしょうが、全く同じ内容を10年も続けるのは難しそうです)

今日訪れたキャンプ場も、先見の明があるのかたまたまなのか分かりませんが、これまでのキャンプ場に設置されていなかったWi-Fiを用意すると、実際にそれを必要とするユーザーがいた(ぼくたち)わけです。
もしかしたらこれからはネットの出来るキャンプ場はスタンダードになっていくかもしれません、そうなるとキャンプ場ならではのWEBサービスも自然発生し、ひいてはキャンプ場を経営管理する人たちの仕事も変わっていくかもしれない。
全ては"if"の話ですが、ここ数年の世間の様変わりっぷりを見ている限り、あながち夢絵巻ではなさそうです。

日報にもそんな変化の波が押し寄せるのでしょうか。
"i日報"とか呼ぶ日が来るのでしょうか。
どこにいても……例えば、冷蔵庫の扉に日報を書いたり読んだりできる液晶スクリーンがついたりするのでしょうか。

人はそれを、進化と呼ぶのでしょうか。

それでは明日も宜しくお願い致します。