7月30日の日報

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

先週金曜日、ロンドン五輪開幕に胸をときめかせながら
「彼らの精一杯の『意地の張り合い』を楽しみたいと思います」
とのたまっておきながら、全くもって楽しめていません。試合をほとんど観れていない。

他のサイトでも同じことを言っている人を見かけましたが、これはどう考えても罠としか思えない程、色々な試合のスケジュールが被り気味だ。
私は開幕から2日しか経っていないにも関わらず、
「おぉ……あっちで○○、こっちで××、どれをどうしたらいいんかわからん、もうどうなっちゃってんの状態!」
と、ディズニーランドに踏み込んではじめに遭遇するミッキーの形の花壇の前で地図を広げながら味わう胸のワクワクと比例した絶望感に苛まされています。
どれかを得るためになにかを犠牲にしなくてはいけない、そんな酷な選択を閲覧者に強いる厳しいイベントであったのを、この4年間(実質は2年間)ですっかり忘れておりました。

更に言えば、これはもはや絶対に罠だと思いますが、ロンドンとの時差が絶妙です。
ここ数回でのオリンピックに比べれば、ある意味でゴールデンタイムと呼べなくもない、日本にとって非常に優しい時間帯に多くの試合が行われるせいで、ゴールデンタイムに家にいることがほとんどない私は、そもそも試合をウォッチできません。
ディズニーランドに入り込むどころか、イクスピアリで妥協せざるを得ないようなモヤモヤ感が非常に強い。
そこで繰り広げられている熱いアスリートたちの「意地の張り合い☆」を遠くに感じつつ、時折WEBのニュースで結果をちまちまとチェックしているのです、これを「卯建つが上がらない=パッとしない」と言わずしてなんとする。

むむむ、これは良くないペースです。
アテネの時は寝る時間を削って夜更け(朝方)に気合いで試合を観ていましたが、北京の時と似ているのかな、このままではロンドン五輪の記憶が薄いまま終わってしまいそうだ。
「開幕式のMr.ビーンがマジ感動した」
という感想のみで終わってしまいそうだ。
ロンドン五輪=Mr.ビーン、それはそれで間違ってはいない気もしないでもないが、なにか本質的なものが欠落している気がする。

この「ロンドン五輪が、観れない!」問題はどうしたら解決できるのでしょう?
とりあえず、明日の女子サッカー戦はなにがなんでも観ます!

マイナーなスポーツが深夜に淡々と流れているあの独特の時間帯がたまらんとです。
特にNHK
それでは明日も宜しくお願い致します。