7月19日の日報

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼致します。

私、いわゆる社会人でありながら、よくビジネス会話に登場する専門用語などに実は疎いものでして、
やれ「コンセンサス」だの「トンマナ」だの「プロキシ」だの、何語かまったく分からない意味不明の単語が飛び交う状況に出くわすことはしょっちゅうです。

そんな時にどうするのかといいますと、
カタカナの外来語を使って喋ればカッコいいと思っている愚民どものレベルに私の方から歩み寄り、
「あ〜、はいはい、リクープね、リクープ。おいしいよね」
と、仮に見当違いなリアクションだったとしても個々の解釈に委ねられるっちゃあ委ねられる絶妙なポイントを的確に突いた受け答えで、聞いた相手が
「あれ、リクープっておいしかったっけ? いやでも待てよ、そう言われるとおいしかった気がしないでもないぞ?」
と脳内ゲシュタルト崩壊を促す夢物語レベルの返答をするよう心掛けております。

特に、アレだ、「プライオリティ」と「コンプライアンス」。
ややこしい! どっちも似たような響きでさ!
なんだかどっちも『◯◯ガンダム』みたいに付け足しても違和感ないのが悔しい!
漢字で例えるならば、「存」と「在」、「待」と「侍」などと同等の「あれって…どっちがどっちだったっけ?」レベルです。
昔、本気で「待」と「侍」を間違えて覚えながら過ごしていた小学生時代を思い出してしまいます。
「駅の改札口で侍ってるね」

先日などでは打ち合わせの中で「KPI」という言葉が登場し、もちろん何のこっちゃわからない私は、しかし
「えぇ、KPIですよね、そりゃ当然です」
と言わんばかりの満面の笑み+意味ありげに腕を組んで必死に冷静を装うことに全力を尽くしました。
そして打ち合わせが終われば、まっさきに「KPI」でグーグル!
なんと"Key Performance Indicators"の略だったのですね。
"コロッケパン・インターナショナル"かと予想していただけに、「英語か!」とふんぞり返るがイナバウアーの如し。
まぁ、どうせ「KPI」を使っている人々の過半数は単語の正式名称を知らず、"コロッケパン・インターナショナル"と勘違いしているのだろうなぁ。(みつを)

コンプライアンス」を「コンプラ」とドヤ顔で略して外来文化に染まったハイカラさんを演じる哀れな日本のビジネスマンに救いあれ。(私も意味がよくわかってないけど使います)
それでは明日も宜しくお願い致します。