7月11日の日報

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

つい先日まで、上野動物園のパンダの赤ちゃん誕生に日本全国が湧いていただけに、その赤ちゃんの訃報は一層悼ましいものとなってしまいました。
私はとても悲しいです。

ニュースでも連日赤ちゃんの様子を報じており、その一挙一動に「わー」とか「ふー」とか騒ぐ日本国民の、パンダを他人事と思えない性分もまた微笑ましかったですね。
赤ちゃんの名前決めコンテストが必ず開催されるであろうと予想していた私も、考えに考えぬいた「ニンニン」(日本生まれのパンダ=忍者の血統を引き継いでいる、という設定)のアイデアを密かに隠し持っていたのですが、終ぞそのハガキを投書することはなかった。

そういえば、この連日にわたるニュースをよく読んでみると、
「○○時には赤ちゃんがどうたらこうたら〜」
という記載がたくさん出てくるのですが、
午後11時半、午前1時、午後0時、午前9時、午後2時、午前6時……
上野動物園のスタッフたちが、文字通り「ひっついて」パンダの親子を見守っていたのが分かります。
今日の会見で園長がみせた涙は本物ですね、とびきりの愛情を注いでいたんだろうなぁ。

http://nhk.jp/N42W5fSU
この記事に書かれている、アメ横のお店で「夢をありがとう」と書いた紙を店内に貼ったという店員さんの

「暗いニュースばかりの世の中に短い間でしたが、明るい話題を提供してくれて『ありがとう』という気持ちを込めて急きょ作りました。赤ちゃんを見に行くことを楽しみにしていましたが、残念です」

この言葉は、きっと私たちの気持ちを代弁してくれているのではないでしょうか。

パンダの赤ちゃん、やすらかに眠れ…。
そしてシンシン、頑張ってまた赤ちゃんを生んでくれよ! みんな待ってるよ!

そしてその時は、ニンニンって名前にしような!
手裏剣とか持たせような!
俺はマジだからな!

それでは明日も強く生きていくために宜しくお願いいたします。