7月6日の日報

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

明日は1年に1度の超ドキドキイベント、七夕です。
短冊に願いを書いて笹の葉に飾る習わしですが、今年は僕の周りではそこまで盛り上がっている感がなく、「3億円当たったらどうしようヤベ〜」とか妄想する必要もなさそうなので、週末の終電間際の駅の改札で
「もう時間だね」
「電車が来るまでもうちょっと」
「今夜は帰したくないよ」
「私も……」
ギュッ☆ チュッ☆ 再びギュッ☆
そんな風にチュチュりあってるリアル彦星&乙姫どもに改札の向こうから爆竹を投げつけたのちダッシュで階段を駆け上がり、能面のようなツラで終電に乗って帰宅するという平穏無事な7月7日前夜を過ごすであろうと思っていた矢先、昼間に知人から突然
「願いごとを短冊に書いといてやるから言え、今すぐ」
Skypeが。

ドラゴンボールを全て集めきっていないのに、まさかのフライング神龍降臨におののく私。
そもそも、ドラゴンボールを集めに摩訶不思議アドベンチャーに旅立った記憶さえございません。

その知人も、七夕を消化不良で終える私の身を案じて、親切心でそんな千載一遇の夏のボーナスを提示してくれたのでしょう。
とはいえ、そんな急に「願い事を言え」っていわれても、日々日頃からいつどこで如何なる時に神龍に願いを訊かれてもすぐ答えられるように心の鍛錬を積み重ねる者などいるわけがない。仮にいたとしてもそれは1000年に一度現れるというアレです、アレ。

「俺を不老不死にしろー!!!!!」
か、
「ギャルのパンティおくれ!!!!!」
かで、
溶けた氷の中に恐竜がいたら玉乗りしこみたいくらい迷いましたが、結果、前者を選んだつもりが、焦りに焦って、つい
「俺を不労所得にしろー!!!!!」
と噛んでしまい、嬉し恥ずかしナマポLIFEが幕を開け、国を相手取った夢のヒモ生活が始まるのです。

とにかくまず、その友人が、ちゃんと短冊にその願いを書いてくれますように……。
それが、私の願いです。

それでは来週もよろしくお願い致します。
週末は日報は書きません。