9月30日の日報

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

これまでいろいろと世話になった親しい先輩が、癌であることをSNSで発表しておりました。
まったく病の気配がない男なだけに、意外であると同時に「おいおいマジか」とショックは隠せません。

周りの人々が彼に励ましのメッセージを送るのを見ながら、しかし私は何を言おうか考えながら、今日が終わってしまいました。
気心知れた仲故に、「がんばって」とか「応援してます」というのも白々しい。とりあえず「病は気から」とだけ送ろうかなと思います。


それにしても、例えば私のFacebook友達は800人以上なのですが、
この中で、今までひとりも事故や重病で命を落とした人がいない、ということにフと気付きました。みんな色々あると思いますが、身体は元気ですね。
(例の先輩も、まだ治療中ですし)
これも凄く幸せなことなんだな、と感じた次第。

「明日はなにが起こるかわからない」
という言葉は、ほとんどが自分自身、もしくは家族くらい近しい存在にのみ当たる気がしますが、よくよく考えればみんながみんな自分自身なわけで、彼らにだって何が起こるかわかったもんじゃない。つまり、彼らを突然どうこうされてしまう私自身が、この日報を書いたあとに存在するかもしれない……というのに気付きました。

まぁ架空の事態を心配しててもキリがない、病は気からなので、あんまり考え込むと身体に毒ですけれども、今日の先輩の告白を受けて、友人知人たちを失わずに済んでいる今日の自分を知ることができたのでした。

それでは明日もよろしくお願いいたします(休日出社決定)
私が先に過労死したらウケますな。