8月30日の日報 シングストリート

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

知人より「『SING STREET』って映画が今年イチおもしろい」と聞いて、私も以前より映画館のサイトでちらほら見かけて気にはなっていたので、公開が終わる前に急げということで夜に有楽町にて鑑賞してみたところ、
「こりゃ今年イチだわ……」
かなりヤラれてしまいました。
今年は約40本観ていますが、もう今年4ヶ月を残して大体の2016ランキングが見えはじめてたところに、ポンと1位が君臨です。(でも2位3位も肉薄しているので、塾考の末に入れ替わるかも)

どんな映画か、を説明するとわりと平凡なストーリーになるかもですが、ダブリンの少年の青春をテンポよく、クサ過ぎずに軽快に、でも抑えるところは抑えて描いています。
困難を乗り越えるのですが、その困難が、地味ではあるけども、このテの映画にありきたりなものではないため、極めて新鮮です。
厨二物語とも取れなくないですが、楽曲センスの良さがうまくカバーしてくれてますし(いきなりセンス最高なのも不自然っちゃ不自然ですが)、
なによりも
「俺もお前も、通ってきた道だろう」
と、誰も指差して厨二を笑う資格なぞないのだと、この映画の主人公たちを見ていて感じさせらたのでした。

バンド映画に見えますが、確かにそうなのですが、本当の主軸は別にあって、でもバンドの存在が大変うまく機能しており、もうなんていうか「うまく出来てるなー」と感心しております。

男には、
人生に一度は、
バンドを組まなくてはならない時がある。
好きなあのコのために。

もうあまり長く公開されないかと思いますが、レンタルでもいいので是非観てみてください。
そしてサントラは買うべし!
レヴェナントに続く2016ベストサントラや!

それでは明日もよろしくお願いいたします。