7月16日の日報 パパの楽園

お疲れ様です。伊藤です。
本日は休日出社でしたのでこれにて失礼いたします。

休日出社する前に、駅近くのファーストフードで昼食をとったのですが、隣にはTHE 休日な雰囲気の親子(父と息子)が座っておりました。
お子さんは小学校低学年くらい、お父さんは50代でしょうか、いたって普通……強いて言えば、企業勤めの方かな〜という雰囲気(服装)でした。

しかし隣でモグモグしながらなーんか違和感があったんですが、よく見ると(横目で)、お父さんがずーーーーーっとiPad見てるんですね。
息子はハンバーガー食べてましたが、そうそうに食べ終えたらあとはずっーーーっと暇そうにしてる。暇過ぎてなんだか椅子の上でいろんな体勢とったりしてる。

お父さんはそんな息子を時々見やっては「これ」「やめなさい」と去なすだけで、またiPadに超集中するのです。
そんな一体何に集中してるのか?? 私は「うーン、これから仕事かぁ〜」というオーラを全開にしてさりげなくノビをすることで、お父さんのiPad画面を覗き込んだのですが、
1回目はゲーム、2回目は仕事かと思われるメール、3回目はAmazonでショッピングでした。
子供をこんなに放っておいて超集中することがそれかい! ズコーとなってしまった私。
「ガキか!」

相変わらず変なポーズを椅子の上でとりつづける息子さんを見やりながら、かわいそうだな〜という気持ちを抱きつつ、
「これって奥さんは知ってるのかな〜」
と思ったのですが、
そこで「はて」と思い立ちました。
ひょっとしたら、お父さんにとって「自分だけの自由な時間」って、こういう時にしか確保できないのかもな、と。

平日は仕事→家族との時間に自らのリソースを割いたとして、その最中にゲームとかAmazonとか、させてもらえない雰囲気があるのやもしれない。
こうして休日に子供と二人っきりで出かける時にしか、奥さんの目を盗んで『私だけの時間』を持てないのかもしれない。
その時の子供は、言葉は悪いですが、アリバイみたいなものです。

邪推ではありますが、そんなことを思ったら、お父さんを一方的に責めることもできないのかな〜……などとモグモグしておりました。
「むしろわかる!」
なぜなら、今や妻子持ちとなった私も、早くも(娘1ヶ月目にして)なんとなくそんなムードが家庭に漂いはじめているからであります……。

そして、「仕事してくる」と家を出て、でも休日なので厳密な出社時間が無い、こういうユルいひとときが、世のパパにとっての楽園なのかもしれません……。

いえ、あくまで想定ですけども!(世のママにしばかれそう)
それでは来週もよろしくお願いいたします。
この3連休、すべて仕事です。