5月30日の日報 ディスベ

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

週末に映画『ディストラクション・ベイビーズ』を観てきまして、


やられました。
下馬評どおり、ヤバい映画でした。
邦画で(アニメ除く)ここまで余韻にひたれる映画は、『夏の終り』以来でしょうか。予告編が物語るとおりの内容なのに、それを基にしたこちらの予想をドンドン上回っていくというのは結構なことです。真利子監督、恐るべし。

加えて俳優陣の演技がトンデもないです。私の隣の席は若い女性でしたが、みんな口に手を当ててました。私も途中で胸クソ悪く感じる、それくらい鬼気迫るアクティングなんですね。
なにか作品を世に出すときに、映画でなくても小説、漫画、アニメ……いろいろな手法があるものですが、「こればっかは映画でなくてはいけない」そう思わせるひとつに、素晴らしい演技があったと思います。

いやはや、凄過ぎて逆にタラタラ書くことがないといいますか、ヒリヒリした描写が多いので単に「おもしろい」という感想に留まらないですが、これは観ておいて損はないでしょう間違いない。
そして柳楽優弥くん、大きくなったなー!(『誰も知らない』以降、見てなかったので)

それでは明日もよろしくお願いいたします。