12月14日の日報 初黒星

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

夜に後楽園ホールにて、今年からはじめた「趣味」とも言えるボクシング観戦。お目当ては、日報でも何度も書いている内藤律樹(リッキー)選手です。
今日はタイトル防衛戦。

今夜もがんばれ〜、と応援していたのですが、
なんと敗れてしまい、チャンピオンベルト剥奪となりました。

1R目にダウンをとられて、5R目に負傷→試合中止→その時点で判定→敗北。あっけない終わり方。
なんだかツイてないというか、すべてが悪い方へ向かっているように思われる試合でした。
他の試合もご多分なく、敗者の「負けたらいそいそと荷物まとめてリングから去る」の風景がいつも無情なのですが、それが勝ち負けの世界の鉄則であり礼儀なのかもしれません。
同時に、そこに儚い美しさも感じ取れたりして、ああ沢木さんがルーザーをルポルタージュし続けたのは、その綺麗な闇に魅せられたんだろうな、などとも思いながらリッキーを見ていました。

というわけで、これで彼の無敗伝説もストップとなり、ファンとしては非常に気が重いのですが、しかし妙な圧力から開放されて、追う側となるリッキーの次戦にわくわくするのも事実です。

また、これまでの課題を克服するためのフォームチェンジといいますか、戦い方を変えたとお見受けしました。
それが吉とでるか凶とでるか(肝心の今日に凶となりましたが)、今後も要チェックな選手です。

みなさんも是非、内藤リッキー、ついてはボクシングに注目されてはいかがでしょう!
それでは明日もよろしくお願いいたします。

毎回、観戦した夜は自宅で風呂入る前に洗面所で「シュッシュッ」やります。やらない男はいないはず。