10月20日(火) 歌詞はいずこ

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

仕事中に超集中するため、イヤホンでドリカムをずっと聴いていました。
やっぱいいですな〜、ドリカム。
失恋してもいないのに失恋したかのように気持ちが暗くなる or 過去を思い出させて作業の手を止めてくるあたり、美和ちゃんの歌詞がもつ魔力を物語っています。

で、『ウソにきまってる』という曲があるんですが、この曲はもう何十回も聴いているはずで、「歌詞」もなんとなく聞き流しながら「はいはい彼氏の浮気を疑っちゃう曲ね〜」と勝手に解釈していたのです。

ところが今日、なぜかフと「いや待てよ、なんか違うな」と、
Cメロのあたりで、彼氏の浮気を疑っているとしたら辻褄が合わない歌詞があることに気付いたのでした。

ちゃんと聞き込んでいない自分が悪いのですが、ググって歌詞を読んでみると、
「おお、なんと! そういうことだったのね!」
と、二重の意味があったことを知りました。
「うへー!」
歌詞だけでもおもしろいので、是非読んでみてください。
そして、美和ちゃんらしい! と唸るはずです。

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ここ何年も楽曲購入は、気が向いたときにアイチュンストアでぽちぽち買っているので、デジタルでしか持っていません。
(アイチュンで売ってない盤はAmazonで中古を買うなど)
ドリカムも大人になってから「懐かしいな〜」とか「こんな名曲があったんだな〜」と買い集めています。

そういえば、
デジタルで曲を買うようになってから、歌詞を覚えなくなりましたね。
CDの頃は、開封してCDを取り出してコンポに入れたら、自然と歌詞カード(ジャケット)を開いて……という一連の動作がありました。
歌詞カードがないデジタル音源の場合、ググって歌詞サイトで確認するわけですが、「カラオケで歌いたい」みたいな動機がない限り、わざわざ歌詞の内容を調べたりしないな〜と。
そしてカラオケに全く行かない私は、終ぞ歌詞を詠まずに曲を消化していくのです。

さらには、現物CDで買っても歌詞カードを詠まない『癖』がついてしまったように思えます。
大好きなアジカンですら、よく考えたら今年の新アルバムの歌詞をちゃんと読んでない=覚えていないので、実家に帰ってドライブする際に爆音で再生しても
「♪にゃーにゃーにゃにゃー墓場でー運動会さ朝までー」
(Easter/復活祭)
と、アジアンニャンフージェニャレーションになってしまう。

別に「これだからデジタル音源は」とか「昔のJ-POPSは歌詞がよかった、最近のJ-Popsは……」という懐古話ではありません。
「昔の俺には歌詞が必要だった」……つまりピンとくる歌詞に自分を重ねて溜飲下げることでストレス発散したり、みんなでフレーズを共有して遊んだりしていたのが、齢をとってその必要性がなくなったのかも。

歳とると歌詞を詠まなくなる?
歌詞を詠まなくなったのは僕だけかしら?
でも言葉に共感を抱こうとする行為自体は、ネットのブログやSNS上で名言・格言を見つけてはシェアする行為に置き換わって続いているんですよね。
単に興味が薄れてしまったのかな〜、ちょっと寂しくもありますね。

今、これを書きながら聴いているDA PUMPの1stアルバムなんて、めっちゃ歌詞覚えていますし、「うわー17歳の夏うわー」と思わず赤面しております。
それでは明日もよろしくお願いいたします。

THE LOVE ROCKS  (初回限定盤)(DVD付)

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『ウソにきまってる』はこちらに収録されてますよ、名曲!