9月24日(木) シルバーウィーク映画評

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

シルバーウィークは、後輩の結婚式に行ったり、立川のIKEAに行ってみたりと、パラパラと用事があったものの、全体的に飽和したスケジュールでした。
ので、逆に隙間時間をつかって、ちょこちょこ映画館へ通ったのでした。

1.
まず、『キングスマン』。

なかなか痛快アクションでしたが、イギリス映画特有(?)のシュールさも健在でして、最後のほうはエヴァンゲリオン観てる気分になるくらいの、ギャグと紙一重な演出でした。

単に絵的なところで、スーツ着こなす紳士のカッコよさたるや、悶絶です。
主演のタロン・エガートン、若し頃のディカプリオを彷彿とさせる顔立ちでイケメン君でした。

あと、『スパイ映画』ということになっていますが、全くスパイ要素ありません。
5/10点。


2.
実写版『進撃の巨人』後編。

なにやら「この10年で最もつまらない」と評されている後編ですが、私にとっては最もつまらなくはなかったです。
つまらなかったですけど。

原作の設定を映画用に大胆にアレンジしたところは素直に評価してもいいと思いますが、そのアレンジをふいにしてしまう程の後編ストーリーのチープさが残念でしたね。
中盤以降を観ながら「コレ、次も作らないと完結できないんじゃないの」と思っていたら、案の定といいますか、チョー中途半端な『エンドロール終わったあとの意味深映像』があったりして、ヤるならヤる、終わりなら終わりでハッキリせんかい! とモヤモヤしました。

ほんと、もったいない。
4/10点。


3.
アントマン

そもそも主人公のキャラ設定に華がないよな〜、と思ってたのですが、本当に華がなかった。

乗り物が「蟻」だったりと、絵的なカッコよさが作りづらいヒーローなので、せめてコスチュームデザインだけでも何とかならなかったのか……。

ストーリーは、これは最近のMARVEL作品すべてに思いますが、雑ですね。
フィクションですからご都合主義でも構わないけれど、それにしてもテンポ悪いというか、間延びしているというか。

雑、という意味では、MARVEL作品定番の『エンドロール終わったあとの意味深映像』も最近は手抜き感が強く、まったくワクワクしなくなってしまった。以前はことあるごとに「うおおおおお、遂にアイツが出てくるのかあああ!!」と大興奮していたのに。

一応、惰性でMARVEL作品はチェックしますが、お次の『ファンタスティックフォー』へのモチベーションもすっかり落ちているのが実情です。
4/10点。


今年も終わりが見えはじめてきたので、「今年のマイ映画ランキング」についてチョロチョロ考え始めていますが、悪い意味で難航しております。
映画館派ですが、レンタルにも手を出すかどうか……。

そんなこんなで、明日もよろしくお願いいたします。
「公開が待ち遠しい期待作」ってのも、現在のラインナップを見る限りあまり無いんですよね。