8月10日の日報 進撃くん

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

世間はお盆休みに突入したらしいのですが、私は先日のベトナム旅行で休みを使ってしまったので、今週はずっと出勤でございます。あー楽し。

ところで合間を縫って映画『進撃の巨人』を鑑賞してきました。

話題作で、且つ「おもしれぇ!」という声と「クソだ!」という声と、まさしく賛否両論な評判でしたので、私も心を無にして臨んでみました。

これまで『マンガ・アニメ原作の実写化』に悉くがっかりさせられて来たので、そういった経緯に比べると「おお〜がんばったな〜」となります。

実写化用にストーリー、キャラの設定を大幅アレンジした判断も正解だったと思います。
ヘリコプター、爆弾(不発弾)の残骸など、原作をいい意味で無視した世界観設定は「そうきたか!」と、グッとなりましたね。

CGも、邦画にしてはかなりクオリティ高かったのではないでしょうか。
(ところどころ合成が粗かったりするのは、複数関与している制作会社の実力の差なのだろうか……)

逆に「うーん」と思ったのは、
ストーリーの展開が遅いので、次作=後編だけで収集つくのか心配なところでしょうか。
伏線張りまくって終わりましたけど、あのペースで次の2時間でどうフィニッシュするのか。
駆け足になって破綻するパターンにならないか、不安なまま終わってしまった……。

それと、出演者が全員日本人=東洋人なのだから、街並や衣装のデザインにオリエンタルな雰囲気を加えたりしても良かったんじゃないかしらん。
(あれだけオリジナルの設定に踏み切ったのだから)

この夏は、洋画の『マッドマックス』が日本を染上げましたが、邦画からは『進撃〜』が対抗馬になるか!? ……と期待していたところ、逆に「進撃〜が今の邦画の限界か」と、『やっぱり世界は凄かった』という感想に落ち着きました。

でも、「ここまでできるんだ」とも思えたのは事実ですので、後編を期待して待ちたいと思います。

それでは明日もよろしくお願いいたします。