6月4日の日報 訝しげ合い

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

仕事場を出て歩いていると、向こうから歩いて来てすれ違った男性に後ろから声をかけられ、
「誰だこの人……」
と訝しんでいたら、
向こうも訝しげに
「日報さん……?」
と言うか言わないかの刹那、私も、あっ、と。

ということで、留学していた頃に現地で可愛がっていた後輩君だったのでした。

私が先に帰国すると関係も疎遠になり、
噂では彼も帰国し、地元の長野で何故か俳優を目指しているそうだ……と噂を耳にしていました。
それも10年前の話。

mixiで繋がってはいたものの、mixi帝国が崩壊してからは連絡先も交換していなかったのが、まさかココで、こんな細い路地の上で再会するとは!

……で、すれ違いざまによく私を識別し、さらには「すみません」と後ろから声をかけれた後輩君も凄いなー。

その場でヤアヤアヤア! とLINEを交換しながら、
「東京でなにやってるの?」
と尋ねたら、
「俳優がんばってます!」

よし、今度、センパイが築地でお寿司をご馳走しよう!

道端で知り合いにパッと遭遇するのは楽しいですが、ここまでドラマチックな再会を果たすとなれば、もう私の財布の紐はダルダルに緩みました。

それでは明日もよろしくお願いいたします。

「こんなところ歩くなんて、近くに住んでるの?」
と訊いたら、
「いえ、ただ歩いてるだけです、40分くらい!」
と答えられた時は、おじさん、ちょっと頭が混乱したかな。