6月1日の日報 メイズなの? ランナーなの?

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

予告編から面白そう!と思ったので、映画『メイズランナー』を観に行ってきました。

予告編どおり、謎が謎を呼ぶ展開でずっと手に汗にぎって観れました。
なにより、効果音?というか、音圧が凄くて、壮大なBGMから細かい足音まで臨場感たっぷりで、「視覚における音」の大事さを改めて痛感しました。
(大きいシネマで観たから、もあるでしょうけど)

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※昔見た実験で、
四角い枠の左上と右下にボールのような丸いオブジェを置いて、そのボールが同じタイミング・同じスピードで対角線上に移動する。
すると、枠の中央で2つのボールは交錯し、互いに突き抜けてそれぞれ左上・右下に収まるのだが、
中央で交錯するタイミングで「キン」という音を鳴らす/鳴らさない2種類を用意して、それぞれ被験者に見せた。
すると、音が鳴らない方を見た被験者は「ボールがすれ違った」と言い、
音が鳴る方を見た被験者は「ボールがぶつかって、弾き戻された」と述べたという。

それくらい、効果音って大事というお話でした……。

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※※ここからメイズランナーのネタバレ含む:

今作は全3部作の第1章だそうでして、
私はてっきり
「謎の迷路に挑む主人公たち。迷路の向こうはまた迷路、モンスターの追いかけられ、仲間を失いつつも、数章に分けてその巨大な迷路をひたすら進み、最終章で創造主と対峙する……」
みたいなストーリーを予想していたのです。

しかし、まさか第1章でもう迷路クリアしちゃうという……
わりと「え!」なエンディングでした。

第2章の予告編も見ましたが、
荒廃した地球を舞台に、人類の未来を握る主人公たちが、めっちゃ強大な組織に立ち向かうストーリー
……になるらしく、海外ドラマ『LOST』を彷彿とさせる「おお、そっちいくの!?」な展開でございます。
「君、そないやったら次回からメイズランナーちゃうやん、ただのランナーやん!」

途中から話が急展開し、最初の設定から大きく逸脱する流れ……この既視感。
そう、これは『まじかるタルるートくん』が、座剣邪寧蔵が出てくるあたりからシビアな格闘マンガになっていってしまった、通称「ジャンプの宿命」と酷似しているのであった。
ジャングルの王者ターちゃんでも◎)

「それはそれで、おもしろかったけどね」
メイズが取れてただのランナーになってしまう第2章も、それはそれで面白そうなので期待大ですね!

それでは明日もよろしくお願いいたします。