5月29日の日報 ジャーよ

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

ジャーってご存知ですか。
最近、あちこちのオシャPな飲食店や、料理家さんたちがこぞって取り上げている、言ってしまえば「透明の瓶」です。

この瓶に、カフェオレとかカクテルとか、もしくはサラダとかを入れて飲食するのが大ブームとのこと。
数ヶ月前に、ブームに感化された妻が、通販でジャーを買おうとしていたのを見た私は、
「お洒落なのはわかるが、所詮ブームだし、家で楽しむ機会もないでしょう」
と促したのでした。
しかし妻は断固として譲らず、ポチっとしておりました。
私は
「ジャーを楽しむのは、外食で充分なのに」
と、聞こえるか聞こえないくらいに呟いた。

今朝、
朝に冷蔵庫からお茶を取り出そうとして、
フと、冷蔵庫の横に、埃まみれのジャーが鎮座ましましているのを見つけたとき、
「ブームとは、メディアとは、そして大衆とは!」
怒りとも悲しみとも違う、なにか大きくて目に見えない闇に対する挑戦のような決意に、お茶を持つ私の指はぷるぷる震えたという。

妻にケチつけると、
「梅酒でも、つけようかなあ」
と、漱石の小説に登場する高等遊民の如しのらりくらりとした言い逃れをしていました。

それでは来週もよろしくお願いいたします。
ジャーは梅酒をつけるためのものではないと、私は確信持って言えますよ。

ジャーで楽しむデトックスウォーター キレイをつくるおいしいレシピ

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