5月1日の日報 映画評『ギリシャに消えた嘘』

お疲れ様です。伊藤です。
遅くなりましたが5/1の日報を提出いたします。

とはいえ、今日はもう5/5、GW(ジーダブ)の真っ最中ですから、先日観にいった映画のことでも。(5/1のネタがない)

ギリシャに消えた嘘』という単館モノですが、主演にヴィゴ・モーテンセンキルスティン・ダンストが名を連ねております。
小説原作のいわゆるサスペンスでして、先に感想を言ってしまうと、ここまで引っかけもなにも無いストーリーもまた珍しい。

予告編で大体のあらすじが語られて、その時点で犯人もトリックもあったもんじゃないわけです。
ところが、
「しかし男(チェスター)には秘密があった……」
なんてテロップが出るものですから、
「お、なんだか最後にどんでん返し系だな!」
と気になってしまうわけです。
しかし蓋を開けたらば予告編のあらすじのまんまで、逆にビックリしました。

本編を観ながら
「お?」
「これは〜ひょっとして〜?」
「このまま〜?」
「このままいっちゃう〜?」
「このまま終わっちゃうかな〜?」
「このまハイ終わったー!! このままだったー」
ンガッとのけぞりました。

ストーリーについては以上でしたが、
舞台となるギリシャ〜トルコの描写が非常に美しく、且つチェスターやコレットの衣装がめっさオシャPだったこともあって、決して観ていてつまらないわけでもなく、なんだかんだで観終わってからも余韻の漂う不思議な作品でございました。
エンドロール終わって開口一番、
ギリシャいきてー!」

映画館を出れば5月の爽やかな風が吹く暮れ時でしたので、私もチェスターを気取って優雅に有楽町を練り歩いたとさ。


さて、今年も1/3が終わったところで、今年の「私的ランキング」は単館モノばかりが上位を占めております。
がんばれシネコン系!(自分が観にいってないだけ)

それではGW明けもよろしくお願いいたします。
仕事行きたくない^a^

殺意の迷宮 (創元推理文庫)

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こちらが原作とのこと