4月22日の日報 キュレーションの時代

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

YouTubeは、自分が観た動画の履歴をベースに、おすすめチャンネルをあれこれ提示してきます。
その精度たるや中々のものです。

とはいえ、
自分が100%興味もって閲覧している動画というのは全体の5割くらいなもので、あとは成り行き(SNSの埋め込みだったり、再生リストが勝手に流した動画だったり)ですから、YouTubeがどれだけ高精度のオススメを教えてくれたところで、そもそも私には興味がございません。

なので、チマチマと右上の「×」ボタンをクリックして「これは私が興味あるわけじゃないんですよー」と、YouTubeの高精度フィルターに磨きをかけるのがささやかな趣味になりつつある昨今。

ところが、先日、夜中にフと思い立って以下の動画を再生したのでした。

思えば約7年前に先輩(八王子)がある日突然、mixiを介して何も言わずにこの動画を送りつけて来たのが出逢いでした。

私は単車の免許すら持っていない善良な八王子民ですから、このようなコールの経験は持ち合わせていない。
しかし、この動画はたま〜に発作的に見返したくなる「何か」……魂のようなものを持っており、こうして時々にYouTubeで探してしまうのです。
(そして、必ず見つかるのです)

すると何が起きるかというと、
YouTubeが世界に誇る高精度オススメフィルターが真価を発揮し、
私のYouTubeトップページが旧車コール職人のサムネイルで埋まりまくるのです。
「こ、これは……!」
もはや壮快としか言いようがない旧車につぐ旧車のサムネイル。
「なんというバーバババーババーババーバババー……!」

コレ観てアガらないやつは日本男児に非ず、そう言っても過言ではない魅惑の職人芸たち。
「クールジャパン!」
単車に乗れない私ですが、しかし当然の帰結としてチャリで挑戦したくなります。
マウンテンバイクなので今ひとつ雰囲気でませんが、しかし仕事の帰り道(夜)、信号待ちしてる時に周囲に人がいないのを確認して小声でコールをやってしまいますし、この気持ち、日本男児なら分かってくれるはず!

おかげさまで、「これは興味ないですよー」の×ボタンを一切押す必要のないここ最近でございます。
YouTube、さすがです。

それでは明日もよろしくお願いいたします。
伊藤日報の読者のみなさんも、コールの練習は近所の迷惑にならないように励みましょう!