11月20日の日報 それ往け中学生

お疲れ様です。伊藤です。

やっとのことで風邪も回復に向かう中、
今度は頭痛がズキズキしまくるという状況で、
なかなか「心臓病から回復した悟空が、部屋の窓際に立って静かに外を眺めている」あのシーンになれません。

そんな中でも仕事に向かおうと、朝にいつものコンビニへ立ち寄ると、なんだか見慣れない店員さんが。
しかも、えらい幼く見える。
いや、見えるというより、本当に幼いぞ。

すると、レジ脇の看板に「中学生研修中」と書かれておりました。
なるほど、中学生が仕事の現場で学ぶインターンシップなんですね。

いやしかし、「ガチ現場」のプレッシャーに晒されるには少し若過ぎるのでしょうか。
コンビニの中学生達は見るからに緊張しており、
恐ろしく神妙な顔つきで、
しかもまるで「音を立てたら負けゲーム」並にゆっくり、
そろそろ〜っと商品を陳列しています。
なんだか神社の境内に上がり込んだ気分になってしまい、
つい私もそろそろ〜っと商品を手に取るのでした。

レジに商品を持っていったらば、すぐ横で別の中学生ボーイが、おでんのつゆを補給するところでした。
その彼も、
「一滴でもミスったら人類滅亡」
と自身に言い聞かすかのような超集中力で、
ゆっくり、慎重に、真剣におでんのつゆを入れている。
それを見た私も、ついつい
「よーしその調子だ、そーっと、そーっと、おっと落ち着けっ!!」
と心の中でエールを送ってしまいました。

フレッシュな思春期ボーイが店員を務めるコンビニは、私にとってもフレッシュでございました。
私が中学生の頃にこんな制度はありませんでしたから、とても貴重な体験を若いうちにできて羨ましい。

……と夜にスタバの前を通ったら、外から見える看板に
「中学生インターン実施中」
と書かれており、
コンビニも大変だけど、スタバもまた色んなプレッシャーが凄そうだなと。

「俺みたいにプレッシャーに負けて卑屈な大人になるなよ……!」
私はそう呟いて歩き去ったのでした。

それでは明日もよろしくお願いいたします。

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