4月25日の日報 プリント倶楽部へいこう

お疲れ様です。伊藤です。
本日は金曜日ということで、仕事のあとに新人さんの歓迎会がありまして、したたかに飲み、韓国焼肉をたらふく食べました。

その後、まだ終電まで時間があったので「どうする?」となり、なりゆきでみんなげゲームセンターへ行ったのでした。
10人くらいのパーティーだったので、みな散り散りになってゲームを楽しんでいたのですが、私はプリクラを撮りました。
(女性も数人いたので、みんなで)

私はプリクラを年に数回は撮ります。
こういった飲み会のあとに、メンバーに女子がひとりでもいれば「プリクラ撮らね?」と発案してみるのです。
大抵は20代後半〜30代メンバーですから、皆「いいよ〜」と敬遠します。
そりゃそうです、私たちも10代のころはよく撮っていたプリクラも、だからこそ『プリクラ=10代向け』というイメージがあるので、三十路を越えた大人達がわらわら乗り込むのは恥ずかしい。

しかし、どうでしょう、実際プリクラは楽しいと思いませんか。
撮ったプリントを後から見返したりはしません、単にあの狭いスペースにみんなで入ってどんちゃかして、その後のラクガキタイムで脳をフル回転させて「どのツールがどういう機能なのか」を短時間で把握→迫り来るタイムリミットに怯えながらラクガキを美しく実装していかなくてはいけないあの緊張感。
一回撮り終わったあとのあの疲労感と爽快感は、まさにスポーツです。

私はいつも同世代の彼らを半ば強制的にプリクラへ連れて行きますが、はじめは渋っていた彼らもいざ撮り始めてるとワーワー楽しそう!
私は「しめしめ」と満足です。

ここ数年におけるプリクラの「目が自動的に異様にデカくなる機能」については、いい加減ウザいと思うユーザーの声がメーカーに届いたのでしょうか、最近は盛り具合を選べたり、もっと自然に撮れるプリクラマシンも見かけるようになりました。
とはいえ、
マシンのデザイン、背景やラクガキ機能のプリセット、BGM……などなど、依然若いギャル向け商品ではある。
私は思います。
プリント倶楽部が登場し、当時熱狂していた世代ももう30代。大人になった彼らでも、彼らなりにプリクラを撮ったら楽しいのではないか。そんな30代でも使いやすいようにブランディングされたプリクラがあってもいいのにな〜」
赤ちゃん生まれた家族はよくプリクラ撮りますよね。ファミリー向けタイプもアリかと思います。

まぁそんな感じで、この日もプリクラを堪能できて大満足の私でした。

……が、
撮った写真から1枚だけ、携帯に送信できる機能がありますが、あれからいくら待ってもメールが来ない!
「まさか……この私がアドレスを打ち間違えただと!?」
ショックです。
あのメール添付のプリクラを、一緒に撮った友人たちに送ってあげるまでがプリント倶楽部だというのに!

しょうもないニアミスに自分が許せません。
精神の鍛錬が足りなかった。
プリクラ、まだまだ奥が深い、やめるわけにはいかぬのよ……

皆様もこの週末はプリクラ撮ってみてください。
それでは来週もよろしくお願いいたします。


「プリクラは、わりと早い段階でスマホアプリになって、若者に爆発的に流行るだろう」
と睨んでいたのですが、意外とそうはなっていない印象。
みんな律儀にゲーセンへ足を運んでパシャリとするようです。
「つまり『お出かけ先』にプリクラがある、ということが大事なのだろうか」
この辺りにNEXTプリクラ商品のヒントがあるような気が……