8月9日の日報 いなせな夏 の巻

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

暑い部屋から外に出ても暑い、風が吹いてもその風が暑い、息を吸うにも熱のある空気が入ってきて暑い、
なにより、
あちこちで「秋の新作コレクション」とかいって長袖ジャケットにブーツとかの写真がいっぱい視界に入って暑い。

気が狂いそうです。
今年は「猛暑」でしょうか。

こう暑い日にはクーラーがかかせません。
クーラーで冷えた部屋から外のかんかん日照りな街並を見ていると、
「昔、たとえば江戸時代の人たちはクーラーなぞ持ち合わせていなかった。彼らどうやって酷暑を乗り切っていたのだろう」
そんな不思議が入道雲のようにむくむくとわき上がりました。

そこでちょちょっと調べてみたのですが、
なんと、江戸時代は現代よりも平均的に5〜7度涼しかったようです。

なんでも本格的に気温の記録がはじまったのが明治時代だそうで、江戸以前に関してはすべて史料からの推測の域を出ないそうですが、250年という長期に渡って続いた江戸時代は、全体的に気温が低かったという。
(むしろ冷害があったくらい)

ひえ〜それじゃあ団扇でぱたぱたやりながら道端に打ち水するくらいで風情のある夏を「てやんでいべらぼうめぃ」と楽しんでいたのか江戸の民どもよ〜

……と羨ましく思いましたが、まぁそれくらい冬は厳しい思いをしたのでしょう。

とはいえ、そんな昔の人たちの暮らしをもそもそ想像するのも悪くありません。
妄想もまた頭を使う上にじっとしているので、ただただ暑い。
お体にお気をつけながら週末をお過ごし下さい。

それでは来週もよろしくお願い致します。