8月1日の日報 ディスりディスされディスディスり の巻

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

私もインターネッツはよく閲覧する人間ですので、いわゆるSNSだとか、はてなブックマークとかを経由して色々な人の色々な「主張」を日々読んでいます。

そんでもって、昨今のインターネッツで賑わっているのは、アルファブロガー?とか、IT関連を生業としている人たち(著名人とか)のブログだったりするのです。2chまとめサイトも盛り上がってますが、昔に比べたら比重バランスが変わったような気がしています。

んで、なんといいますか、最近よく感じるのは、うまく書き表せないのですが、なんかとりあえず皆さん怒ってますよね。
怒っている、もしくは怒りたがっている。
怒りの矛先を向ける対象を探して、電子の海を漂っている。
ひとり、スイマー的なリーダー魚が
「怒れそうな話題みっけた!」
と叫ぶと、ほかの魚たちも「まじか!」と我先に話題に飛びつき、巨大な魚群(それこそ、大きな魚を象るような)を形成しているイメージがあります。

まぁ群がるウォッチャーはいいとしても、
そのリーダーな役割を担うブログの書き手 or SNSでトピックを立ち上げる人たちは、いつも敵を探しまわっている印象です。
それは「あなたの主張は事実と違う、訂正した方がよい」という、ある種の正義感に基づくものも多いのかもしれませんが、ただ訂正を促すだけに留まらず、なんだか言葉にトゲを含めているケースが多い。
そんな攻撃を受けた側もそりゃ熱くなりますから、次第に的からずれた話になっていき、互いに人格否定な次元に突入していくケースも少なくありません。

そのやり合いを私を含むウォッチャーは、時にはどちらかに加担し、時には両方を茶化し、時には「馬鹿馬鹿しい」と今度は私の方が知識レベルは上なのよと必要以上にアピールしたりすることを延々と繰り返している。
もちろん、こんな殺伐としたエピソードばかりではないとはいえ、
時々「わ〜素敵♪」な話題が見つかっても、なんか揚げ足とろうと躍起な輩が突っ込んでくる確率も結構高いもんですから、
インターネッツって、こういうツールだっけ?」
と最近疑問です。
まぁ、人の手に渡った時点でこうなる宿命だったのかもしれません。


先述の、ブログ vs ブログなんかで火蓋が切って落とされ、我々も「わーわー」とウォッチしてはそれを周囲にシェアしてああだこうだ話している構図って、なにかに似てるよな〜と思っていて、先日「あ、これだ」と気付きました。
それは、ラッパー同士による『ビーフ』です。

Beef(ビーフ)
喧嘩、いさかい事のこと。
一方のディスに対してディスし返すとビーフになってしまいます。
HIPHOPやラップには言葉の格闘技という要素がありエンターテイメントとして非常に面白い要素なんですが、本当の喧嘩に発展してしまう事があるのがHIPHOPの抱える問題でもあります。

HIP HOP用語解説 Part.2 いけない言葉編

つまり、ヒップがホップでもっこりなラッパーたちは、自身の曲中で別のラッパーを攻撃することがあるのです。
攻撃されたラッパーも、アンサーソングを出すことでビーフが開始となり、互いに罵り合いの応酬が続く……というもの。

上述の説明にあるように、本場では「本当の喧嘩に発展してしまう」ことがあるかもしれませんが、インターネッツでブログ書いてる「意識の高い」みなさんは大抵もやしッ子だと思うのでその危険性はないと思われますが、しかし平穏ではありませんね。

過去から現在に至るまで、米国では有名なラッパー同士のビーフが行なわれているのですが、その中でもとびきり有名なのが、Notious B.I.G(通称ビギー)と2Pacという、互いに超有名なアーティストによるもの。

まぁ2Pacさんはこの曲中で相手のことを、放送禁止用語全開でディスりまくるわけですが、後日射殺されますし、とにかくインターネッツな人々ももうちょい落ち着いてみてはいかがなものでしょう。

人間って獰猛な生き物ですよね。
それでは明日もよろしくお願い致します。